御祭神
高麗王若光
猿田彦命
武内宿祢命
こちらは、朝鮮半島の魔除将軍標だそうです。
このように、ガラガラです。
去年、山梨方面の神社に
随分連れて行ってもらったのですが、
富士山の付近の神社って、
神聖であって、厳しさみたいなものが
感じられ、背筋が伸びる気がしました。
私の個人的な感覚でしかありませんが、
こちらは、なんだか、ほんわかしてます。
緑がとても心地いい場所です。
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『高麗』という文字をみると
社会の授業を思いだしちゃいます
まさに、あの『高句麗』関係の神社です。
新羅・百済・高句麗、懐かしいですね
時は、ちょうど、中大兄皇子の頃。
白村江の戦いで百済が滅亡し、
唐が高句麗への侵略を強めてるという、
危機的状況の中、
倭の国に外交使節団として派遣された
王族出身とされる若光。
倭の国に来ている間に、
高句麗が滅亡し、帰る国がなくなってしまい、
帰化した若光を祀る神社です。
今の茨城・栃木・群馬で暮らしていた
高句麗人を集めて、率いた人なんだとか。
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『高麗神社』
こんな何もないところなのに・・・
皇族の方も参拝されていらっしゃいます。
そしてコチラ、立身出世でも有名。
参拝後に、総理大臣になった政治家が
相次いだそうです
また、歴代の東京地検特捜部長が、
大型事件の着手前に捜査祈願するらしい。
私個人的に激熱なのが、
太宰治・坂口安吾・幸田露伴も
訪れたこの地。
私の青春時代に、
私の見る世界だけが全てじゃないと
教えてくれた文化人の名前。
同じ山の景色を見たのかなぁ・・と
それだけで、嬉しくなりました。
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水天宮まで、登りました。
これで、ちょうど真ん中くらいかな?
結構、登りますし、雨の降ったあとなどは、
滑ると思います。
途中、木の根っこがはりだして、
階段はなくなります。
『すずめの戸締り』を思い出してしまった。
こんなシーンはないけど。
緑の木々に囲まれて、気持ちのいい場所でした。