以前、彼が、
『日本に来ている海外の人たちが、
剣道を通して、文化交流しながら、
孤独にならない場所が出来たらいいな』
という話をしていたんです。
ところが、コロナが流行。
まだ、その思いは冷めていなかった。
外国人支援の団体のボランティアをみて、
『英語のヘルプじゃなくて、
ベトナム語とか中国語が必要だって。
こうなったら、ヘルプで入り込むんじゃなくて、
直談判に行ってこようかな・・・
電話にしようかな。
いや、直接行ってこようかな。』
なんて話していました。
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考えたら、道着どうするの?とか
どこから借りるの?とかいろいろあるじゃん。
でも、まず、準備・・じゃないんですよね。
やりたいことがある。
声かけたら集まってくれる仲間がいる。
彼にあるのは、この二点のみ。
その『想い』だけで
調べ、役所に行き、
一人で
全く知らない団体と交渉しようって
無謀さと、勢いwww
若さだなー!!!
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小学校、中学校、彼が勉強やイベント
その全てを頑張る原動力は私でした。
(にーにの運動会で
母が、にーにソックリの生徒の
動画を間違って撮っていた)
という過去があるので、
母が絶対間違えない位置に自分は立つ
と思ったという彼。
合唱祭であれば、『指揮者』に
生徒会であれば『会長』にと名乗りを
あげてきました
しかし、高校になったら、
周りに優秀さに、
自信喪失、
目的喪失、
万能感はあっという間に崩れ、
『自分はどうしたいのか
自分はちっぽけだな』と。
内観する、
苦しい時期だったように見えました。
今はちっぽけな自分を受け入れて、
開き直ったみたいですけど
私も、そんな自信を失っている息子をみて、
想像以上に、
彼は一心に、私を喜ばせたかったんだな、
それを目標にさせてしまったな、
彼に本当に寄り添えていたのかな、
と、反省したものです。
でも、振り返ると、
成功、失敗とかじゃなく、
彼の人生にとって必要な体験をしてるだけ。
順当に成功と挫折を繰り返し
人生をちゃんと味わってるんだなーって
今の彼を見ていて感じます。
頑張ってても、頑張れなくても、
頑張れなくて腐ってても、
挑戦しても、しなくても、
ハラハラも、は?とも思うこともあるけど、
結局、かわいい、愛しい、ずっと見てられる。
それだけ。
連休、長男も帰省する
色々食べさせなくっちゃタノシミダナー!