受験真っ最中。
次男も、しょっちゅう、塾に行っています。
『最近、みーのチビッコたちが、
頑張ってくれてるんだよね。』
彼は、家では、自分が受け持つ生徒さんを
愛情をこめて、『みーのチビッコ』って呼んでます。
例え、1歳下でも、『〇〇大目指してるチビッコ』と。
『0点のチビッコ覚えてる?』
『覚えてるよ。
〇〇塾で、間に合わないって言われた生徒さんだよね』
『そうそう、その子。
今回、35点だったんだよ。
入って、たった3か月だよ。
頑張ったよね。
偉いと思わない?
0点くらい苦手になってたら、
みーはそこから頑張れない。
絶対無理。
なのに、そこから、35点だよ。
その頑張りがすごくない?
真似できないって伝えた。
だってそうでしょ。
その努力、
誰でもができるわけじゃない。』
と、嬉しそうでした。
『頑張る姿』をみた感動や尊敬、
そんな感情が溢れているのが
こちらまで伝わってきました。
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『あと、○○で世界目指してるチビッコ。
あの子も、▽〇点とったんだよ(ワスレタ)
英語が特にダメで、嫌いだったんだけど、
世界目指すなら、英語一緒に頑張ろうよ
って話したっていうチビッコね。
英語が上がったんだよ。
世界目指しながら、勉強もして、
偉いんだよ、ほんと。
・・・まぁ、数学が下がっちゃったんだけどね。
その辺の勉強のバランスも、
なんとかしてあげないとな』
なんて、話していました。
『彼らは素直なんだね。』
と私が言うと、
『そう、本当に素直なんだー』
と、受け持った生徒さんたちの
頑張り、そして、
少しずつ結果が出ていることが、
とてもとても嬉しそうでした。
私は、生徒さんたちの成績が上がって
嬉しい顔をみて、嬉しいと思う
わが子をみて、嬉しくなりました
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塾講をやっている同級生の息子さんが、
ママ友が、バイトから帰ってくると
息子がイライラしてるっていうんです。
受け持っている生徒さんについて、
『なんであんなにわからないかがわからない』
『なんで自分で調べないかわからない』
『なんで頑張ろうとしないかわからない』
『やっぱ、俺、バカは嫌いだわー
俺の周りにはあんな馬鹿いない』って
言ってるんだよねー
って話をしていて、
息子は、すごく優秀だから
段取りが悪かったり、
調べ方がわからなかったり、
簡単なところがわからないことが、
理解できないんだろうね、
って、ママが言ってました。
その優秀な頭脳、もっと日本や
世界のために使った方がいいわよ!!
塾講なんて、もったいない!
私が彼のママなら、そう言う。
そう言う頭脳を必要としている所が、
必ずあるからね。
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次男は、自信を無くしていた当時、
『どういう意味ですか?』と質問したとき、
大人に2つのタイプがいたんだとか。
そんなんスマホでも、辞書でも調べろや!
って大人と、
こういうことだよ、
って極シンプルに教えてくれた大人。
質問を投げて、叩き落す大人と
受け止めてくれた大人ってことかな。
『自分で調べて。スマホでも辞書でもなんでもある。』
って言われたことは、
なにを聞いたか忘れたけど、
その時の『恥ずかしさ』だけが残っていて、
質問を説明で返してもらったことは
『知識』として残ってる
っていうんです。
だから、自分は、
後者でありたいと思ってるんだよね。
ひとつ質問して、そんなの自分で調べてくださいって
言われたら、
その後、≪質問ある?≫って聞かれても、
『怖くて、聞けない』経験を自分がしている。
だから、
勉強で自信を無くしている子に
そういう無駄な壁を作りたくない、
『何度聞いてもいいんだよ』
って言ったって、
『実際、どんなにわからない問題でも、
同じ問題を、
20回聞いてくる子はいない』
逆に、勉強に自信がない生徒さんが、
質問してきてくれた時が、
すごく嬉しいんだとか。
優秀な生徒さんだと、
自分も頭を使うし、刺激も受ける。
『楽しい、もっと教えて欲しい!』って
いう生徒さんだと、
もっともっと教えてあげたくなる。
『授業の質はそれぞれ変わっちゃうけどね』
とは言ってたけどね。
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そろそろ、結果が揃ってくるころですね。
多くの桜が咲きますように。