先日、生徒さんから受けた質問です。

由佳さんは、『癒し』とは何だと思いますか??

確かに、癒しという言葉はよく使うようになりましたが、癒しとは何かと深く考えることはなかったなーと思いつつも、答えは考える間もなく私の内側に降り注ぎました。


それは『自分に還ること』。


辞書で調べてみると、

肉体の疲れ、精神の悩み、苦しみを何かにに頼って解消したりやわらげたりすること

とあります。


この辞書の内容とも、通じていますが私たちが癒しを感じるとき、それは本来の自分に還るときなのではないかと私は思います。


そもそも、癒しとはストレスなどの影響により、疲れたり、悩んだりというような苦痛から解放される状態であるとされています。

ということは、ストレスを受けていない人は癒しを体験することはできません。


では、そもそもストレスとはなんなのでしょうか?

辞書では、外部からの刺激を受けた時に生じる緊張状態のこととあります。


それは言い換えると、『本来の自分ではなくなった状態』であると私は思うのです。


肉体的に言うと、運動をして筋肉を酷使したことによって、筋肉が緊張し、硬くなり、本来の自分の身体から変化した状態をほぐし本来の体の状態へと戻していくことが癒しで、言い換えると本来の自分に還ることだと思います。


精神的な部分で言うと、私たちは育ってきた環境によって教えられたてきた教えを勝手に愛されるためには守らなくてはいけないと思い込み、自分のありのままではない、誰かが望む自分になろうとするがあまり緊張が生まれストレスを感じてしまします。

そのままの自分では愛されないと思い込み、いい子な自分になろうと頑張った結果ストレスを感じているのです。

セラピーにおいて、その思い込みから解き放ち自分のままでいいということに気づき、自分自身に還っていくことこそが癒しだと思っています。


あなたが、あなたのままで生きていいと自分を許すことができれば、あなたが自分のままで生きることを当たり前のように受け入れることができれば、そこに緊張は存在しません。


そこには何者にも左右されることのない力強い人生が待っています。

そして、その世界には癒しというものは存在しないかもしれませんね☆