お金の不安を解消し前向きに生きるサポートをする
元FXトレーダーのファイナンシャルプランナー
マネキャリ手帳インストラクターの大場由香です。
昨日は『複利』について書きましたが
お金を効率的にふやすには
『複利』だけでは意味がありません。
『複利』が力を発揮するには
『金利の高さ』と『長期』という味方が必要です。
超低金利の今
銀行の定期預金に100万円を預けたとすると
現在の金利は0.02%(銀行によっては0.002%)
『単利』の場合
1年後に
100万円×0.02%=200円の利子が付きます。
1年後の残高は
1,000,200円
そのまた1年後
200円ふえて
残高は
1,000,400円
毎年、毎年200円ずつふえていき
10年後
1,002,000円になります。
では
『複利』の場合
100万円×0.02%=200円の利子が付きます。
1年後の残高は
1,000,200円
ここまでは、『単利』と同じ
当たり前ですね。
次の1年後は
1,000,200円×0.02%=200円
残高は1,000,400円
ん?
次の1年後は
1,000,400円×0.02%=200円
残高は1,000,600円
え?
次の1年後は
1,000,600円×0.02%=200円
残高は1,000,800円
は?
次の1年後は
1,000,800円×0.02%=200円
残高は1,001,000円
なんでーーー?
5年経っても、『単利』と
いっしょやーーーん!!!
6年後
1,001,000円×0.02%=201円
残高は1,001,201円
やっと、『単利』と差がついた
たったの1円。。。
10年後の残高は
1,002,002円
何これ?
たったの2円しか多くないよ
10年も経ったのに2円の差
ということで
折角『複利』で運用できても
金利が低すぎたら意味がない!
という事です。
運用利率が高ければ高い程
『複利』が力を発揮し、『単利』との差が大きくなります。
〈金利3%の場合〉
『複利』だと10年後の残高は
1,343,916円
『単利』だと10年後の残高は
1,300,000円
〈金利5%の場合〉
『複利』だと10年後の残高は
1,628,895円
『単利』だと10年後の残高は
1,500,000円
もう一つの味方『長期』
については、また明日!
マネキャリ手帳とは
お金の使い方に向き合うことで人生をつくる手帳
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