先週末にジャズ・リンカーン・センターにて

開催された 日本、そして世界が誇る

ジャズ・ピアニスト

穐吉敏子さんのコンサート。

 

感動の嵐で、本当に行ってよかった。

 

 

今年93歳になる敏子さんは

ステージに登場する際、旦那様で

ミュージック・パートナーの

ルー・タバキン氏に手を取られ、

ゆっくりと歩いて弱々しく見えたんですね。

 

でも一旦演奏が始まると、

さすが歴史を作った音楽家、

指揮を取る姿は力強く

素晴らしい演奏で心が震えました。

 

ジャズの世界で生きていくのに、

アジア人であること、

そして女性であることで

随分ご苦労されたようですが、

ご自身は 日本人であることを

「資産」と考えたと

おっしゃっていました。

 

日本の楽器、文化を曲作りに取り入れ、

独自のサウンドを

作りあげていかれたようです。

 

やはり先駆者の考え方は素晴らしい!

 

 

私が音楽学校の学生時代に、

敏子さんはバードランドで

レギュラー出演されていて、

観に行ったことを思い出します。

 

ビッグバンドを率いる姿は、

とってもカッコよかった。

 

演奏された曲の中で特に好きな曲は、

広島のために作曲された「Epilogue:Hope」。

 

私の両親が広島出身で、

幼少時に祖母を尋ねに

行ったことを思い出しました。

 

また、JLCオーケストラの紅一点 

サックス奏者ニコール・グロバーさんと

巨匠サックス奏者 ルー・タバキンさんの

掛け合い演奏で会場は大盛り上がり。

 

女性史月間を意識した素敵な演出でした。

 

 

コンサート前には、

ベース奏者 ヨシ・ワキさんによる 

穐吉敏子さんに関するレクチャーも、

とても分かりやすく

説明してくださり

参考になりました。

 

 

多くのミュージシャンの

友達も聴きにきてて、

楽しい夜でした。

 

みとゆか

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

新曲「But Beautiful」は

こちらからお聴き頂けます。

 

 

YouTubeチャンネル登録はこちらから↓