『不登校』を考える。
「最近、発達障害ビジネスや不登校ビジネスが多いなぁ」と数年前から感じている中での、私の所感を書き散らかしたいと思います。
私自身、不登校を経験し、学校不適合者です。
そして、ブログでは公表してきませんでしたが、現在高校生の息子がいて、彼も小中学校ではほぼ不登校で過ごしました。
色々な方のブログを読んでいて思うのが、親は「なぜ、そんなに学校に行かせたいのか?」ということです。
学校に行けないことを「悪」のように考えるのはなぜなのでしょう?
本人が行きたいのに行けないから何とかしたいと言うなら、もちろん喜んで手を貸し、行ける方法を考えるでしょう?
学校に行きたいのは本人なのか?
それとも親が行かせたいだけなのか?
そこの部分を考えることは大切だと思います。
私自身は、学校に当たり前に行けるなら行った方が良いと考えます。
ただ、学校へ行くことで子供の心が死んでしまうなら、行く必要はないと思っていて、実際そのように対応してきました。
不登校だからって、申し訳なさそうに家にいなくたっていい!
学校へ行くこと以外に、彼の取り組めることを探し、堂々と昼間から外出し、全く別の居場所を提供してきました。
色々な体験をすれば、どんなことにも必ず学びがあるのです。
勉強が遅れる?
小学校6年間の勉強は、六年生の夏休みにまとめて教え、
中学3年間の勉強は中3な夏からの半年間で完了。
勉強なんて家でだってできるのです。
登校しないといけないっていう考えに捕らわれているのは、
子供ではなく、親なのではないのかなぁと思いながら、皆さんのブログを読ませていただいています。
生きていく中で何か問題が発生したら、
問題点だけを応急措置のようになんとかしようとするのではなく、人生全体のバランスを見ながら考えていけば、少しずつでも上向きな生き方になるでしょう。
絶対にそうじゃなきゃいけない人生なんてないのです。
どうか悩みすぎないで。
そう切に願います。
南 結花