
ヨルダンから国境を越え、イスラエルの首都イェルサレム (Jerusalem)に到着

アラブの国にいるとイスラエルの印象は最悪だし、あまりイスラエルに良いイメージってなかったんですが・・・

なにこの素敵な風景

良い意味で裏切られた感。
一気に落とされました、イェルサレム大好きです

イスラム圏にいると特に女子は窮屈に感じることも少なくないので、ヨーロッパへの憧れがどんどん大きくなるんですよね・・・
まるでヨーロッパな雰囲気のイスラエルは、今の私にはほんとにドツボでした。
そんなわけで、初っ端からテンションが上がりまくりで今回の旅行がスタート


イスラエルは、西洋風の街並みを裏切ることなく、交通機関もかなり発達しています。


イェルサレムでは特に、メインストリートを路面電車が走っているので、聖墳墓教会や嘆きの壁がある旧市街地へのアクセスも簡単です


路面電車はかなり頻繁に行き来していて、中心街は車もほとんど通らないので歩行者天国状態でした。
私たちの泊まったホステルのあるHa-Davidka(新Jaffa付近)からも旧市街までは歩いて30分とかからず、お散歩感覚で周りの街並を見ながら歩くのも楽しかった


ここが旧市街入り口前の広場です。
長閑すぎて、ここでひなたぼっこでもしたくなるくらい

ベンチに座っていると、観光客の他にKippa(כִּפָּהキッパ)を着けたたくさんユダヤ教徒の方たちが旧市街に向かって前を通っていきます。
私のお気に入りはRabbi(ラビ)と呼ばれるユダヤ教の一派の人たち

みんな黒い山高帽に、白シャツ黒のスーツで黒いオーバーコートを着て、片手に本を持って歩いています。
ほとんどがメガネだし、もみあげをすごーく伸ばしててそんな格好してるし、背景はヨーロッパだしで、なんだかファンタジーの世界みたいで雰囲気がすっごい好きでした

ラビさんが気になった方はぜひGoogle検索で

旧市街に入って、まず私たちは嘆きの壁に向かいました。

まずはお土産屋さんの通りを抜けて・・・
ここにはお土産屋さんがたくさんありますが、さすが3宗教の聖地だけあって、ユダヤ教モチーフの物が置いてある店から、キリスト教グッズのお店、アラブ雑貨のお店など宗教の違うお土産物が一カ所に集まっていておもしろい

The Western Wall(西の壁)の看板が見えたら、その先に所謂「嘆きの壁」があります。

嘆きの壁は、ユダヤの王ヘロデの時代の神殿の一部で、ユダヤ教徒にとっての神聖な場所です。
たくさんのユダヤ教徒が、壁に向かって祈っていました。

壁は男女で分けられていて、やはり圧倒的に男性側の方が祈っている人が多い。
女性側には、フェンスの横に椅子がたくさん並べてあって、みんな椅子に乗って男性側を覗いてる

それに便乗して私もフェンス越しに


男性側の壁に入る際には、ユダヤ教徒でなくとも敬意を示すためKipppaをつけます。
ちなみに、Kippaは無料で配布してくれるみたいです

私も欲しかったなー笑
嘆きの壁で祈っているのはユダヤ教徒ですが、このすぐ裏手あたりに岩のドームと呼ばれるモスクがあり、また近くにはキリストの墓があるとされる場所に建つ聖墳墓教会があります。
ここは本当に3宗教それぞれが祈りを捧げる聖地なんだなーなんてスピリチュアルな気分になってみたり(←ミーハー)

そして、なんといってもこの辺りは街が綺麗


こんなところに住みたいです

いちいち辺りの写真を撮りながら、周辺をぐるっと歩いて、次は聖墳墓教会に向かいました


ゆかつ