「私は何のために生きているんだろう…？」
毒親の母と
モラハラ夫
未就学児の娘2人と暮らしていた１０年前。
(この時はまだ毒親、モラハラとは気づいていない)
私は夜8時に子どもを寝かせて
夜9時からファミレスのパートへ。
夜中1時に帰ってくる。
睡眠時間は毎日3時間。
子どもが幼稚園に行ったら
夫に文句を言われないように
完璧に家事をこなす。
何時間も家事をやっていると
あっという間に子どもが帰ってくる時間。
母親がいる日は、買い物に付き合う。
ずっと嫌味と愚痴を聞かされてうんざり。
夫とのケンカの間に入って余計にこじらせる。
(本人は私のおかげで機嫌が直ったと勘違い)
↑裏で私がキレられてる
子どもと3人でいる方が楽だと思えるくらい、
夫と母親の世話が大変だった。
それでも、
小さい頃から我慢することが普通だった私は
そんな生活でもなんとかやってきた。
でもある時…
夫の機嫌が悪い状態が1か月続いた。
話かけても無視。
気に入らないと怒鳴る。
私の作ったご飯を食べない。
子どものことすら無視。
大事な予定すら、簡単にドタキャン。
寝室に引きこもる。
すぐキレて物に当たって壊す。
ただでさえ余裕のなかった私は
メンタルがやられた。
毎日、家事をしていると自然と涙があふれた。
死ぬ気はないけど
死んだらどうなるんだろう？
そればかり考えていた。
夫と話をしたくても、無視。
できたとしても、日本語が通じない。
「この人はなぜ、こんなに人の気持ちを理解できないんだろう？」
こう疑問に思ったことがすべてのはじまりだった。
この時はじめて、モラハラという言葉を知った。
調べれば調べるほど、夫に当てはまった。
モラハラの原因は親にあるということ…
モラハラが治ることはほぼないということ…
このことは、私にとって絶望ではなく光に見えた。
期待するだけムダだったと気づけたから。
この時、離婚する選択はなかったから
自分が楽になるためには
自分でどうにかするしかない！
ってスイッチが入った瞬間だった。
自分の時間を作るために…
自分が楽になるために…
自分の余裕を作るために…
とにかく自分のために何をすべきか考えた。
それが物を減らすということだった。
私は友達がたくさんいるわけでもなかったし
遊びに行くにしても
夫と母親の監視がうるさかった。
だからストレス発散は買い物。
とりあえず買うを繰り返し…
収納が足りなくなればカラーボックスを買い足し
カゴが足りないと収納グッズを買いまくる。
気がつくと床の面積がどんどん狭くなっていた。
とにかく物が多くて
片付けても片付けても片付かない状態。
家事は、片付けに一番時間がかかっていた。
この時間を短縮できれば、私の時間ができるかも！
そんな思いから、モノを減らしはじめた。
なかなか捨てられなくて苦戦したけど
なんとか10年かけて2㌧の物を減らした。
物が減ると、不思議な効果が出てきた。
いつも頭の声がうるさくて、
ごちゃごちゃだった頭の中が
少しすっきりしていた。そして…
自分と周りのことを客観的に
見ることができるようになっていた。
このとき、
母親のことを毒親だとはじめて認識した。
(父はDVだったからわかりやすかったけど、
母のことはわからなかった)
母親とは仲が良いと思っていたけど
一緒にいることがずっと苦しかった。
この苦しさの理由がやっと気づけた。
そんなとき、母親の借金が発覚。
全部、私達家族のせいにしてきた。
怒りがヤバすぎて、今すぐ親を捨てたかった。
でも、
「親だから…」
「子どもの私が世話をしないと…」
と思っていた。
このあと数年、頑張った。歩み寄ろうと。
でも、無理だった！笑
あちらが私の意見を一切聞かなかった。
親だとしても、
私の幸せを犠牲にしなきゃいけないなら、
いなくてもいいや。
やっとそう思えるようになって、連絡を絶った。
(この時はすでに同居を解消していた)
この選択は今でも後悔していない。
一緒にいたら、一生憎んでいたと思うけど
今は育ててもらったことに感謝をできるようになった
こんな風に物が減っていくのと比例して
少しずつ色んな問題が解決していった。
しかし…
大事件が起きた
夫の不倫が発覚
夫のことは、正直もう面倒くさいと思っていた。
少しずつモラハラは良くなっていたけど、
自分勝手すぎて嫌になっていた。
「他に女作ればいいのに」
そう本気で思っていたら、現実になった。
本気で思っていたくせに、
現実になったらショック過ぎて
ご飯が食べられなくなってしまい
1ヶ月で5キロ痩せた。
１人で立ち直れる気がしなくて、
はじめてカウンセリングに頼ることに。
そこで言われた潜在意識の話ですべてが繋がった。
私が物を手放して人生が変わった理由は、
無意識に潜在意識を書き換える行動を
していたからだった。
そして、今回の夫の不倫は、
我慢する生活をやめろという合図だと言われた。
過去を振り返っても
同じような出来事を繰り返してばかりだった。
なんとなく、ここでどうにかしないと
例え夫と別れたとしても
また面倒な人を引き寄せる
そんな気がして、
10回くらいカウンセリングに通い、
潜在意識を書き換えていった。
(カウンセリングっていうより、
潜在意識の書き換えをメインにしてたカウンセラーだった気がする)
このとき、9年かけて1トン（家の中の4〜5割のもの）をてばなしていたけどあ
まだまだ手放せない物がたくさんあった。
潜在意識が書き換わって、夫への執着が外れ、
「私は私の人生を生きよう」
そう思った瞬間から
その手放せなかったすべての物が、
不要の物に見えた。
一軒家にこだわっていたのに、
どうでもよくなった。
父親がいることにこだわっていたのに
どうでもよくなった。
“今”私と子ども達が楽しく生活できたらいい。
私の中には、この考えだけになっていた。
家を売って、離婚しよう！
そう思えるようになってから、
1か月で1㌧の物をすんなり減らせた。
物が減って、さらに頭の中が整理された。
夫に憎しみしかなかったけど、
母親から私を守ってくれていたこと
私が苦手なことは代わりにやってくれていたこと
彼なりに私のことを考えていてくれたことを
思い出した。
父親なんだから、
やるのが当たり前だと思っていたことも
これから別々に暮らせば当たり前じゃなくなる。
当たり前なんてものはこの世にはない
そう気づいたから、
引越しの日まで毎日、何かをしてくれるたびに
「ありがとう」って言い続けた。
少しずつ、夫が変わっていった。
そして、1か月でモラハラが治ってしまった。
離婚届けを書き、引っ越しまでしたけど
結局夫とは今も一緒にいる。
周りには「そんな男別れた方がいい」って
たくさん言われたけど
私と子ども達で決めた。
また同じことを繰り返したときは
手放せばいい。
それだけの話。
それができると自分に自信がついていたからか
迷わなかった。
それから数年。
夫のモラハラは一度も出ていない。
家族のことを一番に考え、大切にしてくれる。
そして売った家は…
買った時より高い金額で売れた🤣
物が減ってから
▷すごく運（タイミング）が良くなった。
▷他人の意見に流されていた私が
自分の意見を持てるようになった。
▷物をたくさん手放して、自分に自信がついた。
▷自分を苦しめる価値観を手放して、
楽に生きられるようになった。
物を手放したら私の人生は変わった
その理由は…
物を通して
自分の思い込み気づき、
手放すことで
新しい視点が生まれ
新しい解釈ができるようになり
自分にとって何が大切なのかを
見極めることができるようになるから。
「くつろげる家にしたい」
「家族関係をよくしたい」
「人生を変えたい」
「違う自分になりたい」
「家も自分も生まれ変わりたい」
と思っているあなたが
好きなものや好きな人に囲まれ
自分の意思を大事にして
毎日楽しく穏やかに過ごせるように
物も思考も人も不要なモノは手放して
人生を変える方法を
このブログ
インスタ
スタエフ
講座やコミュニティーにて
お伝えできたらと思っています。
自分に自信がなく
いつも誰かの意見に流されていた私でも
自分のために覚悟を決めただけで
ここまでくることができました。
できない人なんていません。
踏み出す一歩があるかどうかです。
その一歩を踏み出してくれさえすれば
私はあなたが楽になる道へ導きます。
一緒に人生を変えていきましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました！
