デイサービスの方達が帰った後、
疲れたと思ったので、ベッドへ。

プロジェクターを天井に映して、ゆっくり。

そーしてるうちに、主人が帰ってきた。

去年、私が入院してから協力的になって
夜の薬、胃瘻周りの処置の担当をしてくれている。

だから、息子と接する事も多くなって。
息子を心配したり、話しかけたり。
昔と180度、良い方に変わった。


私が、吸引の道具や薬を入れたコップなどを洗ってる時、

主人は、息子に持続吸引のチューブを口に入れようとしたら、
頑なに嫌がり(笑)、挙げ句の果てには、への字口。

◯ちゃん、嫌がるねんけど、どーしよ?
無理には、入れなくないねん…

と聞かれても、私は、

そやな〜。
今日、デイサービスの人来て、通所の話をしたから、そのチューブをして行きたくないって思ったんかもなぁ。
結構、◯ちゃん(息子)、そーいうの気にするタイプやから。

って、適当な返事。

主人は、息子の口にチューブを持っていきながら、
何か話してるようでした。


ママ、来て!


て言われて、息子をみると、
息子が、笑ってるように見える。
すごい笑顔じゃないけれど。

◯ちゃん、笑ってるやん。

ていうと、

そやんな! 笑ってるやんな!
ママにも笑って見えるって事は、笑ってるやんな!

て。
私は、泣きそうになったから、
そのまま、またキッチンへ。

主人は、その後、涙声で、
息子にチューブを口に入れようと話しかけてました。

結局、入れなくないって事で、寝たら入れることにした。


昔も、息子がしたくないってこと、
あーだ、こーだと笑わせながら説得し、
最後は、息子が根負けして、笑って納得してする。って感じやったもんな。



後退していく事を受け入れれない気持ち。
想いを伝えれないもどかしさ。

息子の気持ちを思うと、辛くて仕方ない。