スイートバジル

 
最もポピュラーで、ジェノベーゼやパスタなどに使うのはこれ。
料理での用途も幅広い
 

スイートバジル

 

 

 

ジェノバ・バジル:香り高くパスタソースに最適

 

収穫時期

5月〜10月頃

 

 

バジルの間引きのタイミングは?

バジルの間引きは合計で2回行います。

1回目の間引きは本葉が出始めた頃で3本立てにします。2回目の間引きは本葉2~3枚になった頃が目安の時期で、元気な苗を1本だけ残しましょう。

 

 

 

バジルの苗の植え付け適期は、春(4月~7月)と秋(9月~10月)です。

バジルの生育適温は?

バジルは18℃~28℃が生育がもっとも良くなる温度です。日中の平均気温が15℃以下では生育が緩慢になります。

苗を植える間隔は?(株間)

バジルの苗を植える間隔は30cm以上です。

 

 

バジルは主枝(中央の太く伸びる枝)の先端部分を摘芯することで根元から脇芽がたくさん出るようになります。

バジルは挿し木で増やせる

バジルは摘芯した枝を挿し木(挿し芽)するだけで簡単に株を増やすことができます。

3~4節ついた固めの枝を用土に挿しておき、反日蔭になる場所に鉢を置いておきます。

2週間ほど水やりを続けて、新芽が出始めたら畑に定植できます。

 

 

花芽摘み

バジルは花を咲かせると風味が落ちてしまうため、花が咲いたら早めに(できれば蕾のうちに)摘み取るのがポイントです。

 

 

バジルの切り戻し

バジルは先端の葉だけを摘み取って収穫していると、株のバランスが悪くなって葉も小さくなってしまいます。

初夏(7月下旬~8月上旬)に、根元から10cmほど残して株全体を切り戻しておくと、秋前にはふたたび柔らかい茎葉を収穫することができるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

バジルの品種別比較表

品種名 香り おすすめ料理 育てやすさ
スイートバジル 甘く爽やか パスタ、ピザ、カプレーゼ ★★★
ホーリーバジル スパイシーで神聖な香り ハーブティー、カレー ★★☆
レッドホーリーバジル クローブのような濃厚な香り エスニック料理、スープ ★★☆
ジェノバ・バジル 濃厚で甘い ジェノベーゼ、トマト料理 ★★☆
レモンバジル 柑橘系のさわやかな香り 魚料理、マリネ、サラダ ★★☆
タイバジル アニス風の強い香り グリーンカレー、炒め物 ★★☆
ブッシュバジル やや控えめで上品 サラダ、飾り用 ★★★
ルビンバジル 深みのあるスパイシーな香り 肉料理の添え物、サラダ ★★☆
ライムバジル ライムのような清涼感 ドリンク、デザート ★★☆
シナモンバジル 甘くシナモン風 ハーブティー、スイーツ ★★☆

 

 

阿多古にも植えたいから育て中ビックリマーク

 

 

 

 

 

栽培環境・日当たり・置き場

日本の気候でよく育ち、霜にも比較的耐えますが、寒冷地では防寒が必要です。

日当たりと水はけのよい土壌を好み、真夏の日ざしや乾燥には強いのですが、低温期に水はけの悪い土壌では根腐れを起こしやすくなります。

日当たりがよくない場所では、花つきが悪くなります。

若い苗は高温多湿にも弱いので、注意が必要です。

 

 

水やり

鉢植えは、土の表面が乾いてから2~3日後にたっぷり与えます。

葉が堅くてしおれにくく、水切れに気づきにくいため、鉢の水切れには注意しましょう。

冬期は乾かし気味に管理します。
庭植えでは、根を深く張っていれば、水やりはほとんど必要ありません。

 

 

 

肥料

植えつけ時には、土に腐葉土や堆肥と元肥を施しておきます。

やせた土地に自生するハーブなので、その後はほとんど不要です。

花つきをよくしたい場合や耐寒性を高めるには、秋にリン酸とカリ分が多めの化成肥料か草木灰を追肥するとよいでしょう。

 

 

 

病気と害虫

病気:うどんこ病
新芽にうどんこ病が発生することがあります。

害虫:カイガラムシ、カミキリムシ、アブラムシ
庭植えは、カイガラムシや、幹の根元に入るカミキリムシの幼虫に注意します。

鉢植えにはアブラムシがつくことがあります。

 

 

用土(鉢植え)

市販の草花用培養土を用いる場合は、有機性土壌改良剤のもみ殻くん炭を5~10%ほど混ぜて水はけをよくするとよいでしょう。通気性を上げるだけでなく、酸性土壌を嫌うローズマリーには用土の酸度調整(アルカリ化)にも役立ちます。

 

 

植えつけ、 植え替え

植えつけ:ポット苗は真夏や真冬の過ごしにくい時期を避けて植えつけましょう。

植え場所に腐葉土などをよく混ぜて水はけをよくし、根が深く張れるようにしておきます。

日当たりのよい斜面に植えたり高植えにしたりするとよく生育し、花つきもよくなります。

 

 

植え替え:木本なので生育が旺盛で、鉢植えでは、すぐに根が鉢いっぱいになりがちです。

1~2年を目安に根が詰まってきたら植え替えます。

年数を経た株は根の本数が比較的少ないため、根を切らないように注意しながら一回り大きい鉢に植え替えます。

3月から5月か10月から11月が適期です。植え替えたばかりの鉢は半日陰で管理し、徐々に日なたに慣らしましょう。
庭植えの場合は、古株になると樹形が乱れやすく、移植も難しいので、4~5年を目安にさし木やとり木によって株を更新すると安心です。

 

 

 

ふやし方

受粉してできたタネには親株の形質(花色、葉の形・色、枝ぶりなど)がそのまま受け継がれるわけではありません。

親株と同じものをふやすには、タネまきよりさし木やとり木が適しています。

さし木:春や秋に、虫や病気がない健康な枝を10~15cmほど切り取り、下半分ほどの葉を取り除きます。

1時間ほど水あげをしてから、水を含ませた市販のタネまき用土など清潔な土にさし、ぐらつかないようにまわりの土を軽く押さえます。

土が乾燥しないように半日陰で管理すると、1か月ほどで発根してきます。

その後、徐々に日光に慣らします。寒冷地では春、暑さが厳しい地域では秋がよいでしょう。

とり木:ローズマリーでは、枝垂れた枝をU字形に曲げた針金などで地面に固定し、枝の途中を地中に埋める「伏せ木法」が容易です。

若く曲げやすい枝で行い、十分に発根したあと(およそ2~3か月後)に親株から切り離します。

さし木より失敗が少ないので、初心者にもおすすめです。

 

 

 

主な作業

剪定:枝が伸びると枝垂れて樹形が乱れがちになるため、剪定が必要です。

大きくしたくない場合も、春から秋の生育期間中に収穫を兼ねてこまめに剪定します。

伸びすぎた枝を切ったり、混み合う枝をすかしたり、枯れ枝や下向きの枝、細く弱々しい枝などを切ります。
強剪定する場合は、梅雨前に刈り込むことができますが、必ず葉がついた部分が残るように剪定します。

木質化した枝だけになると、葉が出ずにそのまま枯れるおそれがあるので注意します。

収穫:春から秋にかけては、剪定を兼ねて適宜収穫できます。

生育が鈍る冬期は控えめな収穫ならば可能です。

低温で空気が乾燥する冬は、乾かしても葉の色がよく残るので、リースなどのクラフト用の収穫に適しています。