「あなたの人生、片付けます」「あなたのゼイ肉、落とします」(垣谷美雨)


今の私のまま、幸せを選べる私になれる、

姐さんカウンセラーのゆかです。


明日から始められる

「私が私を幸せにするプロジェクト」を

ご提案型カウンセリングにてお届けしております。


今日は面白かった本をご紹介。


本を読んだ方々のレビューに「家を片付けたくなった!」が多くて、どんな本?って思って買った本。



実は2冊まとめて紹介したのには理由があります。



なんとなく、シリーズかな?と気づいた方は多いかもしれませんね。


しかし!これ、主人公が同じのシリーズではなく、なんと姉妹だったというシリーズ。


一冊目が面白く、主人公がゼイ肉まで片付け始めたのか!と読み始めた2冊目で、主人公の過去が少しだけ見えることになります。









本は四本のオムニバスですが、それぞれに片付けられない人や、太っていることに悩む人が出てきます。



それを主人公の姉妹がそれぞれの本の中で片付けて行ったり、痩せることで、依頼者の人生までをも前に進ませていくというストーリー。



過去に描いた未来に囚われて、部屋が片付かない女性や、亡くなった妻に家事を任せ、今は娘に家事を任せている男性、大きなお屋敷の中に楽しかった家族の記憶ともったいない精神で溜め込んでしまう女性、亡くなった息子の部屋だけを掃除し、残った娘に対してネグレクト状態の女性など、それぞれに事情があり、それぞれに「今の自分」を見失ってしまっている依頼者が出てくるんですが、



どれも本当に周りにいてもおかしくないくらい、身近に感じる考え方や、思いなんです。



でもそれを時に無表情に、時にバッサリと、でも依頼者の今に希望を見出す大庭十萬里。


(あれ…無表情、時にバッサリ、でも依頼者の今に希望…を見出しながら、帽子被ったおじさんなら知ってる…)


https://nemotohiroyuki.jp





もう一つは、美人として生きてきたが40代に入り太り始め、そこに自己嫌悪がありつつも、周りの対応が昔と変わっていることに嘆く女性、元華族ではあるものの陥落し、自分の未来に希望が持てず親の言いなりに生きてきた女性、事故で記憶をなくし太っている今を受け入れられない男性、母子家庭で栄養の偏りから太り始めたいじめられている男児。



こちらは妹の大庭小萬里が、同じように心の中の言葉を発さずに依頼者に接しながらも、道筋を指し示していきます。



どちらの主人公も愛があり、どこを頑張りどころかをはっきりと指し示す情熱があります。



気分転換に、ストーリー仕立てでこういった本を読むと、もしかするとおうちが片付いて、痩せ始めらのかもしれませんね!



私は…




ひとまず、片付いけはゆっくりやりました!笑笑