あなたにありがとう



あなたが幸せになり、周りを幸せにできる、

ライフワークをカンタンに発掘する

女性サポーター専門カウンセラー


ゆかです。


主人の抗がん剤治療もようやく折り返し地点となり、半分まで来た!とひとまずホッとしています。



そんな中、本当にみんなありがとう!!と、会ったことない人にも言いたい気持ちになりました。


なぜか。





その前にまず、私の話をさせてくださいね。



私は約20年近く絶え間なく税金を納めております。それは、給料の天引きという形でです。


若い頃は「この数万円あれば…」と思うこともあったし、「税金ねぇ…あんまわからんな」って思うこともあったし、でも納めるのが当たり前すぎて、ふるさと納税とかもしてるけど、道路とか、地域の活性化とか、ぼんやりしたイメージでしかなかったんですね。

(※ふるさと納税の時に、寄付金を何に使用して欲しいか?と聞かれるのです。)



フリーランスの友人は「自分で税金を納めることができた時にすごく嬉しかった!」と言い、そういうものかぁ…と、視点の違いを感じた程度でした。



そんな税金。




今回、高額医療制度に該当するため、人生で初めて病院の支払いをしないという経験をしました。


主人の化学療法が終わり、名前を呼ばれ、会計に行くと、


「今日はお支払いありません。」と。



言葉を失い、状況を飲み込めずにいると、

高額医療の限度額を超えているので今回はありませんとのこと。



あぁ。私が毎月払ってきた税金ってこんな素晴らしい使い方するんだ!!!最高だな!税金!!


ってなりました。


もちろん、これは私の20年分の…とかじゃなく、

むしろ自分の税金で、こんな風に「ありがたい!」って感じた人がいたんだ!と思うと、すっごく嬉しかったんですよね。



病院に通院するって、なんとなくワクワクするものではないし、検査だけじゃなく、むしろ診察だけの日であっても、

「何か言われやしないか」と不安が大きい状態の時もあります。

やっと今日は無事に終わった、あとは支払いが終われば帰るだけだと会計に行き、

さらにみなさんからこんな風に援助され、助けてもらってると知るなんて!と、大変嬉しい気持ちでした。



もちろん、事象としては、

ただ高額医療制度により限度額が超えたから、支払いがなかった。ということでしかありません。


そして、この税金というキーワードにも、いろんな思いを持つ人がいると思います。


でも、私は今回とっても嬉しかったんです。



病気の人を保障してくれる、不安をみんなで支えてくれている、そう感じたからです。



なので、過去支払ってきた方であろうと、これから支払う方であろうと、みんなにありがとう!という気持ちになりました。


あなたがため息で給料明細を見ている時、

あなたが確定申告にうんざりしている時、


そのおかげでこんなに喜んでる人もいること。


私は今日まで知らなかった。



あなたのお金は、奪われた!と感じていたかもしれない。

あなたのお金は、全部私のもの!と思うかもしれない。


でも、誰かがこれで喜んでくれるなら、そう思って支払えたら、きっと自分が誇らしく感じられませんか?



お金に何を乗せるか、とはよく言われることだけど、実際感じないとわからないこともあるから、

このブログから少しでも感じ取っていただけたら嬉しいです。




今日もありがとう。


おかげ様です。