アイハヴ大千秋楽

大好きな作品にまた巡り会えてしまったー。

キング牧師の演説が今の時代にも受け継がれ、私自身その一つ一つの言葉がズシンと響き心が洗われそしてその時代に少しでも寄り添えた事に心が震えました。
人生をもう一度考えさせられる、ある意味の勉強になりました。
フィリスという、
この役に出逢えたことも今の私にとっては必要でした。
まさに今の私の背中を押してくれるような
そんな考えや生き方の女性でした。
私の勝手なイメージでしたが、強く逞しい、あの時代を生き抜いた女性像。
うまく演じられていたかわかりませんが、私自身にあった芯はけしてブレることなく最後までトムを愛し、ジャネットや仲間たちを信じ続けていました。
孤独な環境で生きた彼女の夢。
どうか幸せに暮らせますように、、、。

本当に本当に楽しかったです。
あっという間に終わってしまいました、、、
正直もうちょっと演じていたかったです。
せめてあと一週間!!!
しかし、タイトなスケジュールでしたので、身体はかなーーーりお疲れモード(笑)
体力ゼロの私にはこの位がちょうど良かったかもしれませんね(笑)

さて、以前のブログにも書きましたが今年はこれが最後のミュージカルでした。

産後、「赤毛のアン」がきっかけでもう一度舞台に帰ってきましたが当初はここまで続くとは思っていませんでした。
みなさんのおかげでたくさんの作品や尊敬する方々にお会いでき、
贅沢すぎる二年間を過ごさせて頂きました。
そろそろしっかりと家庭と向き合わなければと何度もこれが最後だ、これが最後だと作品の千秋楽を迎えるたびに思っていたのですが、どんどんやめられなくなってしまい(中毒w)

今回腹をくくれた理由は、

先ずは、「Ordinary days」でWキャストだった梨絵さんとの初共演。
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板の上でしっかり絡むことになり、
それはもう極上の時間でした。
わたしの夢がまた一つ叶ってしまいました。
梨絵さんは本当に太陽のような方で、カンパニーを照らし続けて下さいました。
梨絵さんの歌声とパワーに何度も助けて頂き、
一員として参加できた事が本当に幸せでした。


そして、兄様こと中本さん。
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こうやっていたって普通の照明の下にピースで並ぶとまるで下町兄弟感が漂うのは気のせいでしょうか(爆)
なんだろうもうw顔が似てるのかなあ?雰囲気?どうして?どうしてなの?w
そんな中本さんは演出家であり、フィリスの婚約者、大好きなトム様でありました。
ここで告白いたしますと、
ウレパモの時からとんでもなく相性のいい男性の役者さんだなあと思っていて(こういうのなかなか無いです)
そんな方との再共演でした。
この作品に出逢わせて頂いたのもまさに中本さん。心から感謝申し上げます。楽しかった~。

そして、
作品の作曲家の山口琇也さん(ビリーさん)。
私の9歳の初舞台はビリーさんが全編書き下ろした「トラップ一家物語」でした。レ・ミゼラブルや赤毛のアンでもご一緒していますが、
ビリーさんの曲でソロで長いバラードを歌わせていただいたのは今回で初めてでした。
なんとも難しい曲で、ハードルが高く挑戦しがいのある歌。
正直最後まで格闘しておりました。
最初も最後もビリーさんの作品。きっと運命ですね。

今まで思い描いていた事、夢だったこと、一つも無駄にならず、全てが繋がった作品で生きれたことが、

私の次なるステップへの後押しになりました。

けっしてこれが役者としての最後ではなく、
また必ず帰ってきますのでどうかどうか忘れないであげて下さい!


では、4月の娘の入園に向け、お母さんとして巾着やら靴入れやらを作ります(笑)
先ずは「いろいろ作りましょう」と書いてあった幼稚園のお手紙を先ずは探すところから始めます(爆)


「私には夢がある!」を胸にこれからも突き進んでいきます!

アイハヴアドリーム、

たくさんの応援をありがとうございました!!!!

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