西城秀樹が、亡くなりました。
便失禁の半地獄の日々だった去年、
私は、YouTubeにアップされていたヒデキの動画を繰り返し、繰り返し観ていました。
彼がスーパーアイドルで超カッコよかった頃の動画ではなく、最近の、2度目の脳梗塞で倒れた後の動画です。
TV番組の動画で、ヒデキが痛くって、うめき声を上げながら、専門の療法士とリハビリを週何回も行っている姿
「アイドルの時と、リハビリをしている今と、どっちが大変ですか?」
インタビュアに聞かれ
「そりゃ、今だよ。本当にツラい、キツイよ」
と答えているヒデキ
「そんなに大変なリハビリを何故続ける事が出来るんですか?」
「夏休みに、子どもをハワイに連れていってあげたいんだ」と答えるヒデキ
そして、願いが叶って、家族とハワイに行って、ホテルのプールで歩いているヒデキが映し出されます。
プールで歩いている姿は、リハビリの延長といった感じで、実際、自分一人で出来るリハビリとしてプールで歩いていたんだと思うけれど、胸の筋肉はなくなり、アイドルだった頃とは様変わりしていたけれど、楽しそうでした。
1970年代活躍していた歌手たちとのコンサートツアーで歌うヒデキ
コンサートツアーの朝、泊まっているホテルの食堂まで、少しふらつきながら歩いてくるヒデキ
「いつも、こうされてるんですか?」
とインタビュアに聞かれ、
「歩かないとね。歩くのもリハビリだかね。やらないと、すぐ体が固くなっちゃうんだよ」
と答えるヒデキ
半身に麻痺がある体で歩く姿は、不恰好で、喋り方も、ろれつが元気だった頃とは違いました。
でも、ステージに立つと、ほぼ昔と同じようにYMCAを歌うヒデキ
この動画を、私は、本当に、何回も、何回も、繰り返し、繰り返し、去年、観ました。
そして、
いつも、観終わった後、こう思いました。
「ヒデキは、
これだけの事をするから、
歌手として、またステージで歌うことが出来るようになるんだ。
抱えた後遺症が、大きければ大きいほど、やらなくちゃ、ダメなんだ。
ヒデキは、痛いし、ツラいけど、
諦めずに!
懸命に!
リハビリを続けているから、家族とハワイに行けたり、ステージに立てるようになるんだ
私も、便失禁でツラいけど、大変だけど、
私も、諦めない!
私だって出来る💨」
私は、この、カッコ良かった頃の面影はないけれど、
諦めずに、頑張っているヒデキの姿を観て、勇気づけられていました。
とあるインタビューに答えてたヒデキの言葉です。
『病気になる前は「カッコよくあることが務めだ」と信じていたし、
2度めに倒れたあとは「こんな姿は誰にも見せたくない」と落ち込みました。
しかしいまは、たとえ不自由でも、ありのままの姿を見てもらえればいい。
むしろ、ちゃんと見てもらいたい。そう思えたら、とても楽になりました。
脳梗塞やほかの病気と戦う人を勇気づけられたら――それがぼくの生き甲斐です。』
ヒデキ、
私は、貴方の姿を観て、勇気づけられていたよ。