暑中お見舞い申し上げます。

連日、ものすごく暑い日が続いていますが、皆様、体調など崩してたりしていませんでしょうか?

 

私はというと、本気でシングルマザーになると決意して数カ月が経ちました。

 

あまり、このような個人的なことを公の場で書くのはよくない。

と、思っていました。

ですが、今回こそ、自分の想いを認めることにしました。

 

ここから先は、ほぼ私情につき、嫌な思いをされる方もいるかと思いますので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

夫と結婚したいと思ったきっかけは、不器用でバカな私でも、頼れる存在だったからでした。

 

私が苦手とする分野でも、夫は一つ返事でいろいろと教えてくれました。

「頼れる人でよかった」と、心から思いました。

 

ですが、息子が発達障害(広汎性発達障害)だと診断されてから、夫はわりとすぐにどこへも連れ出さなくなり、ここ何年も外食も、近所の公園でさえ息子とは行かなくなりました。

 

子育ては、健常児だろうが障害児だろうが、働いて稼いできてくれる父親の分も母親が看るものだ。と、いう考えでした。

 

妊娠中も、産後も。

あまり体調がよくなくて、そうこうしている間に、息子の障害が判り…

私は独りで抱え込むようになっていきました。

それが、いけなかったのかもしれません。

 

最近は、思春期&反抗期もやってきて、夜もあまり眠れない日々が続き、暇さえあれば横になって身体を休めている。

そんな感じです。

 

夫はここ数年、ずっとほぼ週休5日で家にいます。

離婚するからと、まだ離婚前なのに息子の世話はいっさいしようとしません。

お願いしても、「離婚するから」と、取り合ってくれません。

私に至らない点が多いことも事実です。

 

大概、男の人なんてそんなもの。

そういう意見もあるかと思います。

が!!

うちは、うちの子は障害児。

一筋縄ではいきません。

 

私はいったいどうすればいいの??と、いう感情が高ぶっていくばかり。昔、「寺内貫太郎一家」ってドラマありましたけど、お父さんの威厳みたいなもの、息子は知らずに育ちました。

 

だから、思うのです。

「うちは、ライオン社会と同じでいいや」と。

 

すなわち、♂はもう不要って、思わないとやっていけないという感じです。

男嫌い。というか、男恐怖症になってしまいましたしね。

 

同じ障害児を持つ母親の大半は、「夫が協力してくれない」とか、「ギャンブルに手を出すようになった」とか、「もう、いない者として関わらないようにしている。でも、そう思うのが辛い」などの悩みを抱えています。

 

いけないこととは思いつつ、まだ時々、「息子が普通に生まれてきてくれてたら、今頃、どんな話をしていたのかな」なんて、思ってしまう時があります。

 

ないものねだりです。

 

自分の仕事などが上手くいかない理由を子供のせいにする。

一番、格好悪いですよね。

 

よく、“神様は、乗り越えられない試練は与えない”と、いうけれど、それは毎日の孤独感と戦っている私の、頑張り次第な気がする。

 

 

先日、夫が仕事から帰ってきた際、息子が外へ出てしまい、初めて警察沙汰になったことがありました。

午後8時半くらいでした。

また、大好きなエレベーターとかで遊んでいるだけ…と、思っていたのが大きな間違いでした。

 

家の近辺にいないので、私が警察に連絡してから数分後。

最近、お気に入りの場所となっている、とある近所のレンタルショップにいたところを確保されたとの知らせを受けたのですが、思わず見つかったことによる安堵から、その場に座り込んで泣いてしまいました。

 

正直、どこかで息子の可能性みたいなものを信じてあげられていなかったので、探している最中、“ごめんね。ダメな母親で”としか口にできませんでした。

大家さん御夫婦や、道行く親子、犬を散歩させていた御婦人までもが、息子のことを必死で探してくれて…

涙が出るくらい感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

どうして夫婦で協力し合えないの?

と、世間の方は思うでしょう。

ですが、普通のことが出来なくなってしまうくらい、障害をもつ子供との生活は苦しく不安なのです。

 

うちの子の場合は、脳障害によるものですが…

 

誰にも本音を言えない。

誰にも分って貰えない。

誰にも代わって貰えない。

 

特に障害児の母親は、常に、この三重苦に苛まれているのです。

 

もちろん、苦労ばかりではありません。

健常児の親が経験できないようなことを勉強することが出来るのですから。

 

でも、将来のことを考えれば考えるほど、自分の気持ちを制御できなくなったり、情緒不安定な状態になってしまったりするのです。

 

「私なら出来る。大丈夫」

と、思える日もあれば…

「もう駄目だ。楽になりたい…」

と、思ってしまう日もある。

 

とにかく、孤独感が半端ないのです。

 

夫婦そろって協力し合えているケースもあるそうですが、大半は、夫が育児放棄でシングルマザーになる妻が多いと聞きます。

 

男の人も、家族を養っていかなければいけないプレッシャーは、計り知れないものがあると思います。

 

プライドもあるでしょう。

仕事を優先したい気持ちも分かります。

ですが、自分の子供一人幸せにできないのに、これから先いい仕事なんて出来るのでしょうか?

 

いつの世も、女子供は男によって幸せにもなり、不幸せにもなる。

これだけは、肝に銘じてもらいたい。

そんな風に思うのです。

 

これは夫婦に限らずですが…

言葉のコミュニケーションが取れなくなってしまうと、“大切な存在”だったものが、“どうでもいい存在”に変わる。

 

その都度、必要ではない人とは離れ、また新たに必要な人と出逢う。

人生って、それの繰り返しなのかもしれないですね。

私にも、反省すべき点はかなりあります。

これまでの、いい思い出さえもダメなものに変わっていくのだけは避けたいものです。

 

 

長々と、愚痴半分の…

なんだか、説教じみた内容になってしまいました;

すみません(^_^;)

 

最後に、うちと同じような思いをしているお母さん、お父さんへ。

 

「どうして、生まれてきた子供が障害児だったのか。」

 

今一度、考えて、感じて、行動していきたいですね。

 

 

まだまだ暑い日が続きそうです;

くれぐれも、熱中症などに気を付けてお過ごしください。

 

長々と、乱文を失礼しました(^_^;)