ブログを読んだ感想を以下に記します。

 

卒業制作展示の準備に関する記事を読み、改めて弊ゼミ生の研究内容の幅広さを感じました。

同級生や先輩方の研究内容・興味のあることを聞き様々な分野に関心のある人が集まっていると常々思っていましたが、卒業生の先輩達の代から変わっていないのだとブログを読んで実感しました。

空間デザイン・平面デザインに関わらず自分が興味を持ったことをとことん追求し、それを後押ししたり異なる分野を研究している学生同士で意見交換しやすいのが弊ゼミの魅力ですね。

 

記事には筆者以外の研究内容や作品も記載されていて、どれも興味深い内容でした。

地域の特産品のリ・デザインに関する研究を行っている方を見て、別学類に所属している友人のゼミを連想しました。友人のゼミでは琥珀糖の開発を行っていて、瓶のデザインや琥珀糖の色(白と茶)を滝に見立てて瓶詰めをしたという話を聞き、デザインを専門に学ぶ学類以外でもデザインに触れる機会があるのだと思いました。別学類の友人との会話でも研究のヒントなどが見つかる可能性があるということを実感しました。

 

他にも、布を用いた絵本など、簡単には思いつかないような提案をする方もいるのが面白いと思いました。卒業研究で絵本の制作を行う先輩方は何人かいらっしゃいましたが、各研究ごとに目的や完成形が異なり、一見類似したテーマでも観点が少し違うだけで結果も大きく異なるようになるのだと感じました。

 

建築模型の写真をアップした記事も読みましたが、大きいサイズで精密に制作された模型が興味深かったです。普段の演習の授業で建築物の目的や利用イメージを考えつつ構造の正確さと両立させる設計の大変さを思い知らされていますが、これらの作品を制作した方々はそれを成功させ、このように精緻な模型を組み立てたのだと思い感銘を受けました。

 

また、写真に写った先輩方が楽しそうなのが印象に残りました。”研究”という言葉だけだと堅いイメージがありますが、実際に先輩達の研究を見ているとしっかりした目的・内容でありながら面白さと両立していると感じます。また、一見何の目的で作られたのかわからないものが展示されていると、「これは何に使うんだろう?」と疑問に思うため興味を持つきっかけになり得るのだと考えました。

 

次年度は私も卒業研究を行いますが、このブログを読んだことで目的に沿った内容でありつつ制作物を見た方々に面白いと思ってもらえたり、驚かれたりするような研究をしたいとより強く感じました。まずはその基礎として、春休み中に自分が興味を持った分野の論文を沢山読もうと思います。私はインテリアを専門に研究したいと思っていますが、それと歴史や心理学等の個人的に興味のある分野を組み合わせたテーマで研究を行いたいと考えています。ちょうど他大学の友人から関連のある論文を教えてもらい、それを読んだり友人と論文を読んで意見交換をしようと話していたので、知識を身につける過程が楽しみです!