♪ワルツ第7番/ショパン
載せれたかな??
先月21日
偉大な音楽家が亡くなられた。
フジ子・ヘミングさん
92歳
2024年のコンサートは
私の地元で公演があったから
昨年末に迷わず購入。(確かブログにも書いた)
最初に決まっていた1月の公演が延期に。
のち7月7日に決まっていた。
素敵な七夕になるなと
心待ちにしていた。
もう生のトルコ行進曲は聴けないと...
あのコロコロした優しくあたたかい音は
もう聴けないのですか...
今月三回忌を迎えるおばあちゃんと
同年代だったんだな...
この年まで、昨年まで
コンサートをやっていたんだから
本当に凄い人だった。
8年前まではそんなに好きじゃなかった。
どの曲もテンポが違う。
という、たったそれだけの理由。私はね。
しかし8年前
モーツァルトのトルコ行進曲を練習してて
色んな人のを聴いて
とてもすごい人なんだと実感した。
こんなにコロコロと綺麗な音を出す人は
この人しか居ない。
テンポとかよりも音の凄さを実感。
ペダルも最小限...むしろ使ってる?てほど。
真っ裸でとても綺麗なのだ。
それから他の曲も聴くようになって
リストのラ・カンパネラは
とても気持ちいい。
物語を聴いているような感覚だった。
色んな人のを聴いてるけど
皆、音が硬く(お前が言うなw)
流れるように弾いてしまうから
聴いててつまらない。味がない。
そうに思えて来たのは
私が彼女の魅力に気づいたから。
自分の演奏が好きじゃない人が居るのを
彼女は知っていたね。
同業者でも嫌がらせされたりしてた。
それは多分、
魅力に気づいたからだと思うんだ。
自分には出せない音に。
猫や犬が聴いてくれる
って言葉が耳に残る。
もうなんか凄い人なんだよね。
もっと早く魅力に気づきたかった。
そしてもっと早くに
コンサートに行きたかった。
遅かった。
私は弾きながら
こんな演奏をする
世間に知らせてから死にたい
と言っていた。
生演奏が聴きたかった。
『もっと知る』方法だったのに。
私にとって
とても名残惜しい方となった。
今頃天国でピアノを弾いているかな...
みんなを癒していると思います。
今まで素敵な演奏を
ありがとうございました。
どうか安らかに...
ご冥福をお祈り申し上げます🙏💐
今日はここまでにしておきます。
では、また!!!