ここ数日は、歴史ある京町家の改装工事に行っております。これまで何度か京町家の記事を書いておりますが、実際に工事に関わるのは久しぶりです。
京町家と言えば、鰻の寝床とも呼ばれています。うなぎの寝床とは、
間口が狭く、奥行が深い京の町家の代名詞。間口は2間(3.6平方メートル)前後、奥行10~12間が大半という記録(16世紀末)もある。起因は平安以来の宅地割りが東西に長い短冊形だったためなど諸説もある。しかし、表から裏まで通り庭を貫き、並行して居間、坪庭などを造る町家は、間仕切りを外せば風通しよく、夏も涼しい。
現場はこちら、

この間口だとそれほど大きく感じませんね。
間口とは、
正面から見た建物の敷地の幅のこと
中に入ると、

奥行きがかなりあるのがわかりますか?
左に通り庭、右に居間
やはりうなぎの寝床ですね🤗
昔の京都には間口の広さによって税金が決められていたので、このような建物が多く建てられたそうです。
今は床下面積ですよね。
そう言えば昨日、固定資産税の納付書が届いたな…🥴

そして、換気の役割を果たすこの構造も京町家の特徴ですね。
今日も暑いくらいの1日でしたが、中は涼しいですよ。風を通す設計になっていて夏は過ごしやすいのがわかります。気密性が低いので、冬場は結露がしにくいそうです。
この本宅の裏には蔵や母屋があるんです。
そこに咲いていた花。

これは何と言う花なんですかね?
京町家、一度住んでみたいものです。
明日はPOG馬のリューベックがニュージーランドT G2に出走します〜♪
ではでは😉