建築業界が抱える大問題 | とっつぁんのブログ

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暑い1日でした。晴れが続いて現場が思い通りに進むのは有難いことです。

私は塗装屋をしております。塗装は建築業界に入るのですが、今は深刻な問題を抱えております。職人の数が足りないのです。とにかく若い職人さんに出会いませんね。

今年唯一出会った20代の塗装職人も辞めてしまったと聞かされました。それから、お世話になっている工務店に有望な若手がいるのですが、今月で退職するとのこと。これからを担う若手が育っていないと感じております。



建築業界の人手不足について調べてみました。

50代以降の建設業従事者数はあまり変わっていないのに、20〜30代の労働者が減少しています。この業界に入ってくる若年層が減っているのです。

そのため、高齢者層の引退に伴い若年労働者の不足はさらに進行していくと思われます。

なぜ、減少しているのでしょうか。

休日が少ない、仕事がきつい、作業が危険といった、「きつい・汚い・危険」という典型的な「3K」業界であるといったことが最大の原因です。

若い人たちにとっても、現場へ行ったら年かさの先輩しかいない状況は、あまり面白くないでしょう。


そう、これまでの建築業界を支えてきた現在の60〜70代のベテランの引退も大きく影響しております。子供が多く生まれた年代の方々で、バブルの時代に建築業界に入った人が次々に引退していくのです。

今日は久しぶりに父と一緒に仕事をしました。タフな父ですが、しばらく会わない間に衰えているのではないかと心配しておりました。父もまた「引退」の文字がちらついている一人ですから。
しかしその心配もなんのその。私のスピードにしっかり食らいついて来ておりました。
まだまだやれそうです。
いやぁ…頭が下がります。





仕事があるのに、人手が足りない時代はもう来ています。
若手を増やすには賃金の上昇が求められます。
今のままでは本当に厳しい。日本の将来のため、真剣に考えなくてはなりません。

猫に関係ない話ですみませんでした。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。

ではでは上差し