作業規定と言えば、大手なら当たり前ですが、ヘルメットの着用というのがあります。
ヘルメットはなぜ着用するか。
皆さん安全のためだと答えるでしょう。
しかし普通の町家での仕事では、ヘルメットを着用する職人はあまりいません。
私も町家では被らないです。
作業性が悪く、逆に危険だからです。
ヘルメットは、落下物や高所からの転落時には威力を発揮しますが、普通に作業している分には邪魔なんです。
暑苦しいので夏場の着用は辛すぎる。
狭い場所や低い位置の作業では視界が狭まる。
そしてヘルメットの中は空洞になっている分、3〜4cmは背が高くなるので、自分の感覚よりは高い位置が頭頂となってしまう。つまり普段当たらない場所で頭を打つケースが非常に多いのです。
昨日今日のように時間に追われる作業時は、ヘルメットを被ってることによって、頭を打つケースが多いのです。
勢いよく頭を打つとどうなるか…
頭よりも首に衝撃がくるのです。
私は元々首痛持ちのため、首には負担がかかってます。足場でラリアートされてるみたい(T ^ T)
私は、首、肩、腰には痛みをもっていますが、不思議と膝は大丈夫なんです。
しかし今日は歩いたり階段を昇り降りしても平気なのに、膝をつくと痛みを感じてました。
低い位置での作業は、膝をつくと安定します。この痛みでわかったのは、私は必ず右膝をつくということ。痛いのだから左をつこうと考えるのですが、無意識に右膝をついて悲鳴をあげてましたよ。
膝にも右利き左利きがあるんですね。
ではでは
