その方は父親と同じくらいの年齢の大先輩。会ったのは実に25年ぶりです。
なぜ長く会ってないのに、25年ぶりだとわかったのか?
それは、私の塗装屋人生で最も大変な経験をした日に会ったのが最後だったからです。
私、25年前の3月に足場から転落し、腰椎と踵の骨折で入院したんです。その時に一緒に作業をしていた方なんですよ。
転落時、一番に駆け付けてくれた方なので、よく覚えています。
第一声、「大丈夫か?」だったのですが、全然大丈夫じゃないのに、「大丈夫です」と応えてしまいました。なぜなんだろ。
当時私は25歳、塗装を始めて4年目でした。体力もあり、塗装というものを理解できてきた頃でした。あんな大惨事になるとは…まぁ経験不足でしたね。
話は戻り大先輩、容姿は当然老けてましたが、達者であることに変わりはありませんでした。やはりあの年代の方はタフだなと、改めて感じましたよ。
負けてられませんね。
ではでは










