結婚記念日は10月なんですが、3月29日はそのきっかけとなる大事件の起きた日なのです。
22年前の3月29日、この時期としては考えられないことが起こりました。京都では何と雪が積もったのです。
当時手掛けている現場が2軒あったのですが、社長が海外に出掛けていたために連絡が取れず出勤することになったのです。
何も雪の積もった現場で仕事しなくても…
と思いながらヤル気もなく始めた作業中、悲劇は起きてしまいました。2階建ての屋根に相当する部分の足場から転落してしまったのです。
下はコンクリート、足から着地したので命に関わる事態にはなりませんでしたが、胸椎とかかとの骨を骨折してしまい、約一ヶ月ギプスをはめ寝たままの入院生活を送ることになってしまいました。
人間、一ヶ月も寝たままで過ごすと筋肉が弱化して歩けなくなってしまいます。骨折が癒えたらリハビリ開始。車椅子、松葉杖、自然歩行と段階を踏んでリハビリを繰り返しました。
7月にようやく仕事復帰。
そんな私を見舞ってくれた友人から女性を紹介してもらうことになりました。その女性こそ今の嫁さんなんです。
この3月29日という日は、痛い思い出ではありますが、今の家庭を築くきっかけとなったターニングポイント。
忘れられない日です。