13日の関東鉄源の輸出落札価格が、前月比398円下げたことから、一部電炉がトン500円下げ、先週末までに他の電炉もさみだれ式に追従した。市場の先安感醸成で、流通は在庫を積むのを避けて電炉への出荷を急いでいる。流通在庫は前月比30%近く減っており「在庫は空っぽ状態」という問屋も少なくない。 製品の販売・価格とも不振の電炉は、余剰感のある流通在庫を圧縮して、需給バランスを改善させるため、採算ぎりぎりの大幅減産に取り組む。このためスクラップ使用量を減らしており、使用量に見合った入荷は確保しているもよう。 輸出相場は大量購入国の韓国が、販売の不振や価格の下落、さらに国内スクラップ市況の低迷で、新たな購入を手控え様子見を続けており、先行きの不透明感が増している。 今日、関西鉄源連合会が輸出入札を予定している。なた豆茶の韓国の様子見で関東鉄源のんた落札価格を下回るとの観測も出ており、国内市況はそれに引っ張られて、さらに弱含むと見るなた豆茶の評判もある。
