見慣れる効果(頑張らない勉強:番外編)
この記事は頑張らない勉強シリーズ・番外編です。
ひとつ、やりたい勉強というか、教科があるとします。
この“やりたい"は、「面白そう!大好き!もっともっとやりたい!」という意味ではなくて
「必要だからやらないといけなくて、後回しにすると不安になりそう」
という、やれたらいいなあ、でもやりたくないなあ、みたいな位置にある教科です。
これを放っておくと、「出来無い」が積み重なってしまって、自己評価が下がります。
こういう教科は、今までほとんどやったこと(習ったこと)がないか、習ったことがあっても忘れているor当時理解出来なかった内容で、理解できるか自信の無い教科です。
人によっては、全部がそうかもしれないし。
数学だけとか、ベクトルだけとか、そういう人もいるかも知れません(これは私)。
で、こういう“右も左もわからない教科"はどんなにいい参考書があっても、無料で見れる講座があっても、やる気が出ません。というより“やる気はあるんだけど、できない"という、空回りをします。
これなら出来そう!と思っても、最初の数回(数P)しかやらなかったり、見なかったりします。
初めて見るものがわからないのは、当たり前。
読んでもわからないものがあるのは、当たり前。
ということがアタマでわかっていても、ちょっとわからなくなると「もうやだー」と投げ出したくなります。
それでどうするかと言うと、
「見慣れる」
をします。
公式とか理論とか名前とか用語とか、全然理解出来なくても、「見たことがある」に段階を上げます。数学でも同じで、グラフや記号を見ます。
とにかく、だらーっとでもいいので、見ます。眺めます。
ビデオ講座などの場合も、集中しなくて良いので(学校の授業と同じで)、だらーっと、理解しようとしないで見ます。
するとまず、
・見たことも聞いたこともない、なんだかわからないもの
が
・見ただけでわかったor覚えたもの
・見ると、なんとなく思い出したり想像がつくもの
・何のことだかさっぱりわからないが、見たことがあるもの
に変わります。
2周、3周と「見るだけ」でも、いいんです。
見慣れてきて抵抗感がなくなってくるので、「で、どういうことなんだろう?」と思えてきたらじっくり調べたり解いたり、“いわゆる勉強"に移ります。
数字を見るだけで蕁麻疹が出るような数学アレルギーの人がいるという噂をたまに聞きますので、本当にそういう場合はやめた方が無難かもしれませんが、わからないから苦手、という教科は“見慣れ"てくると変わります。
本当に相性が悪くて、やってもやっても「わっかんないー」という場合は別ですが、勉強時間が少なすぎて“見たこともないものだらけ"の教科がわからないのは、あったりまえです。
あったりまえなので、頭が悪いとか良いとかじゃないし、勉強不足なことが不甲斐ないとか、根性無しとか、そういうことでもないです。
わかる、を積み重ねるのも勉強ですが、PCでフォルダを作るように
「見たことある!」
を作って、後から中身を入れていけば良いのだと思います。
ということで、この記事を読み終えたらあんまり開いていない参考書を一冊取り出して、“見て"みてください。
※あ、見ろ見ろ言ってますが、これは“聴く"でもいいです。
余裕があれば“音読"でもいいし、“書き写す"でもいいと思います。
ベクトル格闘中の蕪でしたっ。
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追記:これらはDUO3.0をやっているうちに思いついて他の教科に応用していたことなのですが(全く知らない単語で構成された例文が、理解しようとしなくても、見たり聞いたりしているうちに慣れてきて、例文を品詞分解したりできるようになる)、“「見たことがある」という段階(が「未知」の上位に存在する)"という認識は、最近のもので、記憶法を学ぶ過程で得たことです。
ひとつ、やりたい勉強というか、教科があるとします。
この“やりたい"は、「面白そう!大好き!もっともっとやりたい!」という意味ではなくて
「必要だからやらないといけなくて、後回しにすると不安になりそう」
という、やれたらいいなあ、でもやりたくないなあ、みたいな位置にある教科です。
これを放っておくと、「出来無い」が積み重なってしまって、自己評価が下がります。
こういう教科は、今までほとんどやったこと(習ったこと)がないか、習ったことがあっても忘れているor当時理解出来なかった内容で、理解できるか自信の無い教科です。
人によっては、全部がそうかもしれないし。
数学だけとか、ベクトルだけとか、そういう人もいるかも知れません(これは私)。
で、こういう“右も左もわからない教科"はどんなにいい参考書があっても、無料で見れる講座があっても、やる気が出ません。というより“やる気はあるんだけど、できない"という、空回りをします。
これなら出来そう!と思っても、最初の数回(数P)しかやらなかったり、見なかったりします。
初めて見るものがわからないのは、当たり前。
読んでもわからないものがあるのは、当たり前。
ということがアタマでわかっていても、ちょっとわからなくなると「もうやだー」と投げ出したくなります。
それでどうするかと言うと、
「見慣れる」
をします。
公式とか理論とか名前とか用語とか、全然理解出来なくても、「見たことがある」に段階を上げます。数学でも同じで、グラフや記号を見ます。
とにかく、だらーっとでもいいので、見ます。眺めます。
ビデオ講座などの場合も、集中しなくて良いので(学校の授業と同じで)、だらーっと、理解しようとしないで見ます。
するとまず、
・見たことも聞いたこともない、なんだかわからないもの
が
・見ただけでわかったor覚えたもの
・見ると、なんとなく思い出したり想像がつくもの
・何のことだかさっぱりわからないが、見たことがあるもの
に変わります。
2周、3周と「見るだけ」でも、いいんです。
見慣れてきて抵抗感がなくなってくるので、「で、どういうことなんだろう?」と思えてきたらじっくり調べたり解いたり、“いわゆる勉強"に移ります。
数字を見るだけで蕁麻疹が出るような数学アレルギーの人がいるという噂をたまに聞きますので、本当にそういう場合はやめた方が無難かもしれませんが、わからないから苦手、という教科は“見慣れ"てくると変わります。
本当に相性が悪くて、やってもやっても「わっかんないー」という場合は別ですが、勉強時間が少なすぎて“見たこともないものだらけ"の教科がわからないのは、あったりまえです。
あったりまえなので、頭が悪いとか良いとかじゃないし、勉強不足なことが不甲斐ないとか、根性無しとか、そういうことでもないです。
わかる、を積み重ねるのも勉強ですが、PCでフォルダを作るように
「見たことある!」
を作って、後から中身を入れていけば良いのだと思います。
ということで、この記事を読み終えたらあんまり開いていない参考書を一冊取り出して、“見て"みてください。
※あ、見ろ見ろ言ってますが、これは“聴く"でもいいです。
余裕があれば“音読"でもいいし、“書き写す"でもいいと思います。
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追記:これらはDUO3.0をやっているうちに思いついて他の教科に応用していたことなのですが(全く知らない単語で構成された例文が、理解しようとしなくても、見たり聞いたりしているうちに慣れてきて、例文を品詞分解したりできるようになる)、“「見たことがある」という段階(が「未知」の上位に存在する)"という認識は、最近のもので、記憶法を学ぶ過程で得たことです。