海馬 脳は疲れない@読書メモ | ゆる勉

海馬 脳は疲れない@読書メモ

関連記事:やる気の秘密 のうだま☆脳をだます、あるいは脳の蒼いタマ



 家のどこかにあった気がする……と発掘の旅に出て、なんとか掘り出してきました。

 糸井重里×池谷裕二『海馬』
 海馬―脳は疲れない (新潮文庫)

 この表紙はなかなか忘れないわ。


 ということで、再読。
 糸井さんのノリが合わない人にはあんまり薦められないかなーという感じだけど、私の場合はスナック芸大全から読んでいるのでむしろオッケーというか、二度おいしいです。

 再読、というか、前回読んだ気でいたけれどどうもこれは殆ど読んでいなかったようです。
 うーん、たぶん、パラパラ見てすぐ返したのかな。どうも確認すると私が買った本ではなかったので、真面目に読まなかったみたい……今思うと惜しいことをしたな。


 なので糸井さんの発言はいくつか覚えている箇所があったけれど、池谷さんの部分はかなり新鮮でした。話題があっちこっち行ってカオスなのが面白いと言えば面白い。
 (でも、池谷さんの『脳の話』をみっちり読みたい人は、他の著書の方がいいかもしれない)


 
 今回は一応読書メモを取ったので、自分用も兼ねて残しておきたいと思います。
 ネタばれと言えばネタばれ、でも気になったことだけ書いているので要領を得ないというか、ちゃんとまとめるスキルも伸ばさないとな。。


◆たとえ力
 
 たとえ話が上手いと、本当はそのたとえと関係がなくても『なるほど!』と思うし、関係があることも『なるほど!』と思う。※こういうのとか
 新たなたとえ話をつくるのは敷居がまだ高そうだし、たとえ話データベースを自分の中に作るのもいいかな。

◆30歳

 『30歳までは、子供なんだ』

 いや、イマドキの若者は成長が遅いとかそういう話ではなくて、30歳以降、脳は発達の段階をまたひとつ越えるようだ。子供の発達に9歳(10歳説もあるのかな?)の壁があるけれど、そういうのと似てる……のかな。
 30歳までに脳のインフラ整備が整えられ、それ以降脳はまた伸びるらしい。
 確かに30代って、その人がすごく伸びる年齢に思える。10代20代とはまた違って、オトナになるというか落ち着くというか、逆にいい意味で子供になるというか。
 
 私も30歳まであと数年なので、急ピッチでインフラ整備をしないといけないのかも。いや、してるけど。
 もう一個の『つなぐ・つなげる』については、ちょっと熟成させておこう。


◆脳は疲れない
 
 疲れてるのは目だ!

 ……あー。
 でもなんか頭皮がうっ血してるような、ヘンな感じになることないかなあ。いやこれも目なのかな。
 

◆リチャード・コッチ 
 
 ちょっと興味がわいたので、図書館検索リスト行き。 


◆メメント(映画)・カプグラ症候群

 この2つに関連したことは、むかーしNHKスペシャルの『脳と心』で観た気がする。キムタクのドラマでもちらっとやってたっけ?(ちゃんとみてない、、)
 それともオリバー・サックスあたりかな。


◆狭隘 可塑性
 
 漢字で 書けな い 
 
 ……うん、おぼえたおぼえた。


◆扁桃体の活性・海馬の活性

 へんとうたい何故か変換できない

 この時点では蒼いタマじゃなくて側坐核がメインになってるのかな。

 感情を豊かにするというのは、ある意味課題。空間を移動したり鼻歌を歌う方が遥かに簡単なわけだけど、感情を豊かにしつつ平穏を保つというのは一体どうすればいいんだろう?


◆記憶力を良くする薬

 もう存在してるのか……。
 
 とりあえずアルコールを飲む時はウコンドリンクにサフランを混ぜて事前に飲んでおけばいいということか。お酒だけで記憶なくしたことは今のところ無いけど。。


◆宗教を作る回路

 あー、えーと、そうだ

 脳のなかの幽霊 (角川21世紀叢書)

 たぶんこれだ。
 タイトルがちょっと怪しいけどインド人のお医者さんが書いたマジメな本で、幻肢(ファントム・ペイン?)が前半、後半にこの宗教回路(神を感じる部分)についての記述があったはず。
 この10年で一番影響を受けた本だし、また読んでみようかな。本棚の上の方にあるハードカバーはちょっとデカイから文庫を買い直そうかな……いや同じ本をまた買うのは……。
 ラマチャンドランは今どうしているんだろう。


◆雑感

 肌が合えば、バイブルにもなりえる。
 (とくに20代後半~30代にとってはかなり勇気をもらえる気がする)
 記憶法セミナーに通じるものもあるし、今読んで良かった。
 
 
 
 ついったー、ちょっとはまりそうです(id:yukub)。
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