高卒認定一ヶ月勉強法:国語(古文・漢文)
【高卒認定一カ月勉強法:目次はこちら】
国語(現代文)の続きです。
【漢文について】
漢文は、ほとんどが中国語です。この中国語を、日本の昔の言葉で訳し(書き下し)、それを読む――という複雑なプロセスを辿ります。
全くわからない人は、返り点から。
返り点ってなんだっけ?という人は、漢字がずら~っと書いてあるところに、レとか二とか一とか上とか下とか甲とか乙とかがついているアレを思い出して下さい。
簡単に言うと、「特定の文字を飛ばして、こっちを先に読みますよ」という印です。
これがわからないとさっぱりわかりません。
他にも「二回読む文字」等、色々と【ルール】があります。
このルールを憶えて当てはめるだけなので、漢文は「得意な人はすごく得意」で、「できない(やってない)人=ルールを知らない人は、全然できない」のです。
なので最初の最初、返り点からやってみてください。
例えばこの辺です。
もしこのあたりが難しければ、中学生用のものでも大丈夫です。
他、田中雄二の漢文早覚え速答法―試験で点がとれる (大学受験V BOOKS)などもあります。
大学受験もこのあたりでカバーできてしまう学校が多いので、全部やれ!という話ではありません。
【古文について】
古文も、苦手な人はほんとうに苦手ですよね。
文法もなんだかよくわからないし、敬語とかややこしいし、何言ってんだかわからなーい。
古文は古文で色々と参考書が出ているので、本屋で手にとって、とにかく「読みやすい」ものを選んでください。
最初の最初、第一歩は、“とにかく古文に触れる”です。
百人一首でもいいし、漫画でもいいし、小説でもいいです。
個人的には、導入として


この二冊を勧めますが、“大学受験でも点を取りたい”と思わないのであれば必要ないかもしれません。
他、WEBでも色々なサイトがあるので(高校国語めざせパーフェクトなど)初めから捨てず、やってみてください。
【どっちも時間がかかる……】
ということで、短期間で完成させる!にはちょっと大変です。
漢文は返り点を完全にし(甲乙はめったに出ません)、句法を一部憶え、古文は何か一冊はざっと読む、というのだけはしてみてください。
【おまけ、漢字について】
漢字についてはコストパフォーマンスがあまり良くないので、漢字だけは完璧にするぞ!みたいなのはお勧めしません。
現代文等を勉強する過程で、「読めなかった」または「書けないかも?と感じた」ものをピックアップしておいてそれを憶える、といったことはやる必要がありますが
漢字ドリル を 高認のため だけ
にやるのは(脳トレとしてならともかく)時間の無駄です。他の勉強をしましょう。
(疑問・不安があれば、コメント欄でご質問ください。私でよければ回答します。横レスも歓迎です)
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【漢文について】
漢文は、ほとんどが中国語です。この中国語を、日本の昔の言葉で訳し(書き下し)、それを読む――という複雑なプロセスを辿ります。
全くわからない人は、返り点から。
返り点ってなんだっけ?という人は、漢字がずら~っと書いてあるところに、レとか二とか一とか上とか下とか甲とか乙とかがついているアレを思い出して下さい。
簡単に言うと、「特定の文字を飛ばして、こっちを先に読みますよ」という印です。
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他にも「二回読む文字」等、色々と【ルール】があります。
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【古文について】
古文も、苦手な人はほんとうに苦手ですよね。
文法もなんだかよくわからないし、敬語とかややこしいし、何言ってんだかわからなーい。
古文は古文で色々と参考書が出ているので、本屋で手にとって、とにかく「読みやすい」ものを選んでください。
最初の最初、第一歩は、“とにかく古文に触れる”です。
百人一首でもいいし、漫画でもいいし、小説でもいいです。
個人的には、導入として


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他、WEBでも色々なサイトがあるので(高校国語めざせパーフェクトなど)初めから捨てず、やってみてください。
【どっちも時間がかかる……】
ということで、短期間で完成させる!にはちょっと大変です。
漢文は返り点を完全にし(甲乙はめったに出ません)、句法を一部憶え、古文は何か一冊はざっと読む、というのだけはしてみてください。
【おまけ、漢字について】
漢字についてはコストパフォーマンスがあまり良くないので、漢字だけは完璧にするぞ!みたいなのはお勧めしません。
現代文等を勉強する過程で、「読めなかった」または「書けないかも?と感じた」ものをピックアップしておいてそれを憶える、といったことはやる必要がありますが
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