反省点(次男のこと)
次男が色弱と確定したことについてアメンバー記事で書いていましたが、正常色覚の方にも見ていただくことで、理解していただくこともあるかと思いますので今後は、他の記事と同様、最初は通常の記事で書いて、後からアメンバー記事に変更するようにしたいと思います。次男は私の祖父からの遺伝で1型の色覚障害(赤が見えづらい)ということが確定しました。子供が小さいうちは、色が理解できなくて「色弱かも?」と思うお母さん(お父さん)は多いかと思います。大抵は色の名前が理解出来ていないだけだと思いますが、身内に色弱の人がいると色弱の可能性もあります。私も次男が2歳のころから「もしや」と思うことがチラホラあったんですが、もう少し大きくなったらハッキリするから見守ろう、という気持ちでいましたこれはこれで良いと思うし、5歳くらいまでは検査もできないので見守るしかないのは間違いないです。でも、私が自分で「良くなかったな」と思うのは、「もしかしたら、色弱だと思うのは私の勘違いで、本当は次男はちゃんと見えているのかも」という良い方の思い込み(希望的観測)で、次男の色弱を受け入れられていなかったことです。=受け入れてないので、どの色とどの色が見分けにくいとか、そこまでちゃんと調べてこなかった最近では、絵をかいても木をちゃんと茶色に塗るし、葉っぱは緑に塗っています空は青いし、地面は茶色。だから、見えるようになったと思って安心していました。そう思い込もうとしていましたでも、それは次男が今まで蓄積した知識で色を選んでいただけでした。ちょっとでも正しい色を言えば、「あぁ、やっぱり正常なんだ良かった!」と思うし、もし間違えたら、「え?これみどり?ホント?じゃ、こっちは?」と確かめてしまう。確かめられると、本人は「あ、間違えた」と思って、次は間違えないように必死にいろんな情報を頭の中でかき集めて、「・・・赤?」と当てようとしてくる。それで合っていたらまた安心するし、間違っていたら、たぶん私は「そうかぁ・・・」と心配そうな顔をしちゃってたんだと思います。自覚ないけど。そうすると、次男はまた「間違えちゃいけない。ママが不安になる」と思って「次は当てよう。間違えないようにしよう」って頑張っちゃう。それがホントに良くなかったなと反省しています親は一番の理解者にならないといけないから、色弱のことも、一番に分かってあげないといけなかった親が正常を期待してしまうと、子供は本当に分からないときに、親に頼れないんですよね今まで私に聞けないような状況を作ってしまって次男には悪いことをしてしまいました例えば、次男の幼稚園のクラス帽子は赤なのですが長女の帽子は緑です。赤と緑は色弱の人が見分けにくい色なのですが、今までは、「ちょっとそこの赤帽子取って。」と気軽に言ってしまっていました。次男からしたら、「どっちが赤・・・?」って思っていたはずでも、私には聞かなかったたまに歯ブラシを間違えて使っていても、「違うよ」と言うと、「あ、そっか。間違えちゃった!」と軽く言っていました。でも、きっと本気で分からなかったんですよね特に歯ブラシは新しいと見分けつかないそれだったらキャラクターで明らかに分かるものを選ぶか、名前を書くとか対策はいくらでもできたのに、私が自覚していないから、そういうことをしてあげられなかったカラフルな色を使ったドリルで「緑はいくつあるでしょう?」といった問題でも「どれが緑?」と聞けなかったんだと思います。一度も聞かれたことはありませんでも、私が受け入れてからは、ちゃんと聞いてくれるようになりました今まで次男が、分からない色があったり困ったことがあっても、一人で悩んだり抱え込んだりして、親にすら聞けなかったんだと思うと、胸が苦しくなりました親が最初に理解してあげることで、子供が困ったとき聞いてあげることができる色を教えてあげることができる。区別の仕方を考えてあげることができるそうすれば、子供本人も安心できますよねそういう環境を作ってあげるためにも親がなるべく早く本当のことを受け入れて子供の状況を理解してあげる、ということが大事かなと思いましたそのためにも、小学校に上がる前に検査して良かったと思います。学校の先生にも理解してもらった方が良いですしね。そして、少しでも理解できるように、この本を買いました増補改訂版 コミックQ&A 色弱の子どもがわかる本 家庭・保育園・学校でできるサポート術 [ カラーユニバーサルデザイン機構 ]楽天市場1,760円この先小学校、思春期と成長していく過程でどんなことに困るのか、ということが漫画で分かりやすくかかれていました。この本の監修をした人を見ると、自らも色弱なのに、「医師」だったり「色弱でカラーコーディネーター1級」という人も載っていました職業は今では色々選べる時代になったんだなと思ってビックリしました。目下、次男が困っているのは「信号」です。信号を色弱者でももっと分かるような色や形にしてもらうことはできないのかなぁ「光っている位置で覚えましょう」と病院では言われたけど、昨日思ったのは、夜だとどこが光っているのか全然分かりません子供のうちはいいと思うけど、大人になって運転免許を取ったとしても、これだと夜の運転はできません信号機の周りをぐるっとLEDで囲んでもらうとか、できないのかなぁ少しでも色の見分けができると良いのだけど。ダルトンの「色覚補正メガネ」も将来的には検討したいと思っています。(子供のうちは自分の感覚を鍛えてもらうために使わないつもり)色弱のこと、色々勉強しようと思います。この先次男が大人になったときに、周りの理解も進んで、今よりもっと暮らしやすい世の中になってくれたらいいなと思いますそれでは、また