会社は手術日まで余裕をもって辞めた。
その頃は、もう目が限界でハードコンタクトレンズが入らない状態。
苦し紛れに２ウイークの使い捨てソフトコンタクトを使用していた。
乱視は殆ど矯正出来ず、コンタクトを着けていてもたいして見えない。
眼が辛いので片方だけの時もあり、何とか生活出来るギリギリの矯正視力。
気持ちが手術後に向かいお洒落もしないし、
友達とも会わない。
化粧もせず、コンタクトもしない。
大嫌いなメガネの生活。
もうすぐこのメガネともサヨナラだと思うと我慢できた。
再就職に向けてパソコン教室に毎日通い詰めた。
1人暮らしの家から徒歩圏内。
そもそもメガネの時は不快感もドライアイもない。
多少の不自由はあっても目の状態は良好。
パソコンに何時間向かっても平気！
無事パソコンの資格がとれた。
術後に向けての準備をすすめる日々。
もうすぐ生まれ変わるから今は何でも我慢できる
そんな前向きな私でした。
そして手術の当日を迎えた。
決して広くない待合室は人でいっぱい。
手術は医院長だけが行い、限られた日にち。
遠方から、この日の為にホテルをとっている方もいるようだ。
自分の番を待つ。