告知の翌日、母へ再度電話をしてみましたが、心の整理がつかないのか、何もやる気が起きないと言っていました。

 

 

 

もし自分が母の立場だったら、同じだったと思います。

 

 

ステージⅳの告知、抗がん剤治療、、、、調べると次々出てくる負の情報、、、

 

 

放心状態に近くなるのも無理はないと思います。

 

 

ただでさえ、いろいろと心配性の母なので、その心内は相当なものだったのかと。

 

 

 

ただ、その日の夕方には母の一報を聞いた妹たちや叔母が実家へ来て、いろいろと話をしてくれたようで、母も少しずつ元気を取り戻していたようでした(表面上だけかもしれませんが)

 

 

 

 

そして、そこで新婚の妹から「実は、妊娠したかもしれない。」というまさかの報告が!!!!!

 

 

 

 

母の病と妹の妊娠、嬉しいこと、悲しいことが一気に押し寄せて、私も母たちもみんな大忙し(笑)

 

 

 

 

その日の夜、再度母に連絡をした際には「ネットを見ると深みにはまるから、調べないことにしたわ。とりあえず、明後日の旅行を楽しんで帰ってきたら抗がん剤を始めてみるね、孫ちゃん見るためにも1日でも長く生きなくちゃ、やるしかないわ!」と前向きに気持ちを切り替えていた母。

 

 

 

妹の妊娠報告が、母の前向きな気持ちの支えになったのかもしれません。

 

 

 

そんな母を感じ、行田八幡神社へ参拝した後は、その前夜に涙が枯れるくらい泣いたのもあって、私も気持ちが落ち着き、何かもっと自分にできることはないだろうかと前向きに思うようになり、母の代わりに腹膜播種の治療やセカンドオピニオンについて調べてみることになりました。