左腎臓造設から2日目
また、父の体調確認LINEで1日がスタート。
母から「今、エコーしてもらったんだけど、右腎臓が少し腫れてるから、もしかしたら右も腎瘻になるかもしれないって先生が言っていたよ、やるとしたら午後だって」という急展開の返事。
仕事だったため、お昼ごろLINEを開いた時には、妹たちもいろいろ質問していたけれど、母からの返事はなく、次に帰ってきたのは「熱が出ちゃったから、腎瘻はできないかもって」という一言。
腎臓が腫れてるから熱が出ているのか、まだ菌がいるから炎症なのか、腫瘍熱からなのかはわかりませんが、いずれにせよ、また熱が出てしまったようでした。
熱が出ると母からの返事は来なくなるので、みんなLINEを自粛。
仕事終わりの夕方にLINEを開くと今度は面会に行っていた父から「今から腎瘻の手術をすることになりました、エレベーターで見送りました」とメッセージ。
「え?え?」これまた急展開で、父に電話して事情を聞きました。
お昼ごろ、熱が出てしまったのですが、父が面会に行ったときには下がっていて(解熱剤など使用したのかは不明)右腎臓の腫れが残っていること、翌日から土日ですぐの対応はできないことを加味して、急遽これから腎瘻にしましょうという判断で決まったみたいでした。
左腎瘻を作ってからまだ2日しか経っていないし、あれほど痛くて嫌だなと嘆いていたのに、考える暇もなくあれよあれよと進んでしまったようで「また痛いの我慢しなくちゃいけないのか・・・・」と可哀想になってしまいましたが、もうその時は手術が始まってしまっていたので、どうすることもできず。
父は呑気に「おかあさんに、命に係わるものではないしこの前と同じ感じだから、待ってなくていいよと言われたから帰るわ」と言っていて帰路についていました。
夜になって母から「今終わって帰ってきました~急で心の準備もできないままだったけど、やってみたら右の方がひどくて、おしっこの濁りと浮遊物もひどかったわ。痛み止めたくさんやってもらったから、左の時よりは痛くなかったよ、心配かけました」と、前回痛かったことを強く訴えて痛み止めを増やして乗り切ったみたいで良かったです。
夕食のお茶漬けも完食できたようで「尿の濁りとかがあって、ばい菌もいたみたいだし、土日を挟んでまた悪化したら大変だったから、このタイミングでやってもらえてよかったわ」と急展開だったにも関わらず、母も納得していたようで安心しました。
それにしても本当急展開。
来週、右腎瘻を作る予定が早まりましたが、やっぱり腎臓が腫れているということはステントがもたなくなっているということでもあり、このタイミングなのは仕方ないですね。。。。
2つの管とストーマと点滴という管だらけの生活があっという間に始まってしまいましたが、生きるためには頑張って慣れてもらうしかないですね。周りもできることはサポートしていきたいです。
左右腎瘻増設の翌日(1日目)
父の体調確認LINEに対して「熱はないし、順調です。朝採血して、貧血と感染症とか調べて、来週には消化器外科の先生に相談してくれるという話が出ました」と母からお返事。
泌尿器科としての治療は腎瘻増設もしたので、消化器外科へつなぐという次の段階へ進んでいくのだと思いました。
まだまだ、体力面や体調も日替わりなので、先のことはその時になってみないとわかりませんが、熱の繰り返しや腎瘻増設にストーマに長期の入院生活にと・・・たくさんの辛いことを乗り越えてきた母、ここまできたらこれからは絶対うまくいく、報われる方向にしかいかないと強く願って、来週いい方向へ話がついてくれるといいなと信じます。

