こんにちは。
お客様を内側からキレイにするのが使命♡
静岡県藤枝市の
女性専用「はり・きゅうサロン はり笑 Harie」の
橋村絵里です。
本日は朝日テレビカルチャーさんでの
お灸講座でした。
受講してくださった皆さん
ありがとうございました。
そして、講座中での質問で
私たち鍼灸師が当たり前だと
思っていることは
世間一般では当たり前ではない
ということに気が付きました。
これはちょっと見過ごしていたことであり
本日、気づかせてもらって
本当に感謝です。
世間では鍼灸師という人たちがいることは
皆さんご存知かと思いますが、
これは国家資格であります。
鍼灸師は2つの資格を有しています。
「はり師」と「きゅう師」です。
どちらか片方だけを有している方もいます。
そして、人に鍼とお灸の施術を提供するには
鍼は「はり師」、お灸は「きゅう師」の
国家資格が必要なのです。
私がいつもお灸、お灸と言っているのは
あくまでもセルフケア。
自分で自分にお灸をやるぶんには
全く資格は必要ないです。
もちろん鍼もです。
自己責任ですのでね。
ですが、これを人に提供するのは
わけが違ってきます。
本日の講座でのご質問は
フェイシャルエステを提供している方からで
お客様にフェイシャルパックをしている間に
お灸をやってあげることはできないか？
というご質問でした。
答えはやってはいけません。
やるのであれば
フェイシャルエステを受けているお客様に
ご自分でお灸をしていただかなくてはなりません。
ですが、そのお客様が
フェイシャルトリートメントを受けて
パックの前に自分でお灸をやって
お灸をやりながらパックを受けるのは
どう考えても流れとして
良いとは言えないなと私は思ったので
その旨をお伝えしました。
もし自分がフェイシャルトリートメントを
受ける立場になった時
せっかくリラックスして気持ちいいところに
お灸をやって、またパックは
せっかくのリラクゼーションが
台無しに思えたのです。
その受講生さんは
お客様は皆さん、冷えをかかえているので
どうにかしてあげたいという
とっても素晴らしい気持ちからの
お灸を、ということでしたが
私はそれは良い方法とは思えなかったので
ツボの辺りをホットパックで
温めてはどうかということをお伝えしました。
ということで
私自身も盲点のところがあり、
その受講生さんの質問で
鍼灸師の当たり前は
世間の当たり前ではないことに
気づけて本当に良かったと思いました。
今、世の中には様々な療法があり
資格がどうのこうのと
いろいろありますが、
正直、国家資格は
厳しい法律でのしばりがあり
なかなか思うように
発信ができない部分がありますが、
できるだけ皆様のお役に立てる情報を
これからもお届けしたいと思っています。