こんにちは。

 

お客様を内側からキレイにするのが使命♡の

静岡県藤枝市「はり・きゅうサロン はり笑 Harie」の

橋村絵里です。

 

前回からお灸の話をしております。

 

前回はお灸の原料について。

 

どうやって作られるのかということを綴りました。

 

前回のお灸の話(1)はこちら。

 

 

 

 

では、お灸にはどんな歴史があるのでしょうか。

 

私が持っているお灸の本によると

 

お灸ではないですが、

熱による刺激で病気やケガを治す療法は

古くから世界各地であったようです。

 

例えば、古代ギリシャやメソポタミア、

そして、インドでも石を温めて皮膚に当てて、

できものを焼いて毒を出すような

熱刺激で外科療法を行っていたようです。

 

 

そのような療法が

関係しているかはわからないようですが、

お灸はインドで起こり、

中国で発達したという説があるようです。

 

 

 

 

そして、中国の古い医書「黄帝内経」という書物によると

ヨモギは中国北部の砂漠地帯で燃料として用いられており、

そのヨモギを使って皮膚に熱を加えて疾病を治癒させたことが

お灸の始まりであるという説もあるようです。

 

 

では、日本にはいつ伝わったのでしょう。

 

日本には中国から医学書が伝わったのと

同時期の6世紀ころのようです。

 

その後、平安時代の医学書にも

灸療法の解説が記されているそうです。

 

そして鎌倉時代に入ると、

庶民の間でもお灸が盛んになるのです。

 

 

 

江戸時代には、日本独自のお灸が出てきます。

 

 

地域性のある灸法など、

現在の灸法とほぼ同じものが確立されました。

 

 

そして、江戸時代中期には養生としてのお灸が

庶民の間で盛んに行われるようになりました。

 

今で言うセルフケアでしょうかね。

 

江戸時代の人たちはお灸を健康維持のために

行っていたのですね。

 

 

そんな盛んだったお灸ですが、

その後、明治に入り、

政府が西洋医学を奨励したことをきっかけに

西洋医学の波に押されてお灸は衰退していくのです。

 

私は、この時代にお灸が完全に日本から

なくならなくて本当に良かったと思うのです。

 

 

ですが、21世紀に入り、

お灸の効果が見直され始めます。

 

慢性的な痛みやストレスによる疾病への効果が

再評価され始めたのです。

 

 

そして、現在にいたるわけですが、

お灸の歴史は本当に古いですよね。

 

そんな歴史があるお灸が

今でも行われているということは

本当に良いものだと私は思うのです。

 

実際、私自身もお灸に何度も助けられました。

 

もっと早くお灸の存在を知りたかったくらいです。

 

 

もっとお灸の良さを知ってもらうために、
お灸の話はまだまだ続きます。
 

 

 

 


ちょっとわかりにくいですが、
「点灸」も灸療法の一つです。

 

 

 

 

 

 

 

はり・きゅうサロン はり笑 Harie
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