これもまた大事なアルバムだ。
Wikipedia によると、300万枚の売り上げ!!目すげえ

シングル曲が5曲も入っているので、そちらに目が行きがちだが、
ミスチル史上一番のロックアルバムに仕上がっている。
シングル以外の曲の詩が悲壮感に満ちていて社会風刺が多いこと、
生演奏感が高く、音色も少ないことなどがロック感を高めている。
純粋にかっこいい。
#8 「ALIVE」のギターのフィードバックなんて真似したくなる。

私の最近の精神状態とマッチするところがありあせる
毎日のように聞いている。

#8 「ALIVE」
さぁ 行こう
報いはなくとも 救いはなくとも
荒れ果てた険しい道を
いつかポッカリ 答えがでるかも
その日まで魂は燃え
夢はなくとも 希望はなくとも
目の前の遥かな道を
やがて荒野に 花は咲くだろう
あらゆる国境線を越え


Tomorrow never knowsとはいうが、
明日は今日の選択により変わる。
今日は昨日の選択により、存在しているのだ。
そうやって数ある選択を毎日繰り返してきた結果が現在の自分だ。
明日を変えるのは今日の一つの選択から。
現在の自分に夢や希望がなくとも、行くしかない。
目の前の遥かな道を。


#3 「タイムマシーンに乗って」
ド派手なメイクをしてた ロックスターでさえ
月日が経ってみりゃ ジェントルマン
時が苦痛ってのを 洗い流すなら
タイムマシーンに乗って 未来へワープしたい
・・・
How do you feel?
どうか教えておくれ
この世に生まれた気分はどんなだい?
・・・
How do you feel?
安定した暮らしに
老いてくだけの自分ならいらんのだ


先人がすっかりトゲがなくなったのを揶揄して、
苦痛を逃れようとしていた桜井さん本人も、
最近では苦痛が洗い流されたような、人間讃美や普遍的な愛の作品が多い。
もちろん、そこに至るまでの苦労や経験は私には知るすべもないが、
時というものは確かに人の考えに変化を与えるようだ。

今、人生への迷いや守りの姿勢に疑問を抱いているとしても、
いつかポッカリ答えはでるかも…
ただし、荒れ果てた険しい道は避けては通れないのだ。

BOLERO/Mr.Children
星、星星星三つです!!(マチャアキ風)