​マグレじゃない、奇跡を起こせ!

ロックシンガー・ボイストレーナーの盛山裕治です!



今日は発声にもっとも大切な

呼吸

のお話を。



初めてボイトレ来た子に

腹式呼吸の話をした流れで


「息を吸ったら体のどこに入る?」


って聞くと


「お腹!」


と、ほとんどの子が答えます。



な、わけないやん😅苦笑



そう。

肺に入ります。


とはいえ

肺って実際体のどこにあるのかはよくわからない。



こんな感じらしい。


胸があるから胸の方にあると思いがちだけど

背中の方にも膨らむ。


そこに息を吸い込んで吐き出す。


吐き出した息が

声帯に触れる。


なんと

肺から出された息は

声帯までは


ブーッ


って音しかしないそうです。


声帯に触れた後


声道


を通る間に言葉に変わります。


なので


喉(声帯)で音を取ろうとしたり

言葉を言おうとしても


ブーッ


なんです。


舌や軟口蓋(上顎)などの動きで言葉を生み出してる。



なので

喉仏触りながら音取ろうとしたり

リズム取るのは


はっきりいって

無意味

なんです。



肺から声帯に

息をしっかり当てる(通過させる)

ことが大切です!




そして今日の本題(長っ!笑)


肺の動きについて。


肺をよく

風船に例えます🎈


緑の管の先に声帯があるイメージで。



風船

パンパンの状態だと

緑の管から


シューッ

って勢いよく空気がでます。


でも空気が出たあと

フニャフニャになった風船からは


勢いよく空気は出ません。



そして同じ量だけ空気を吐いたとすると

だんだん風船がフニャフニャになって

勢いがなくなっていきます。



なので

歌で呼吸するイメージとしては


徐々に強く吐く


ことが大切で


決して高い音だから強く吐けばいい

ってことではないんです。



パンパンに膨らんだ風船は

最初は絶対勢いよく空気が出ます。


そこで一気に吐き出すのではなく

なるべくパンパンの状態を維持したまま

吐き続けることが大切です。



現実そんなことは無理なので

あくまでイメージの問題です。



パンパンの肺のまま

強くて細い息を吐き続ける。

(本当は空気が出ていく=フニャフニャになるんだけど)


そしてブレスが来たら

たとえちょっとしか使ってなくても

すぐにパンパンに息を入れる。


これをひたすらやっていく必要があります。


ちょっとしか使ってないからって

ブレスを怠ると

どんどんフニャフニャになって

ここぞ!

という時に

息が無かったりします。


シンガーにとって

息は

ガソリン⛽️


ガソリン空っぽになると

満タンにするのに時間かかる。


ちょっと入れたら満タンの方が時間かからない。


そのガソリンで声帯を震わせて

胸や頭で鳴らす

(現代のポップスだと高音域が圧倒的に多いのでほぼ頭)


頭でいつもそんなこと考えながら

腹横筋というフィジカルを鍛えていく。


そして

耳というチャーナーでチューニングしながら歌う。


でも

聴く人にはそんなこと関係なく

心を震えるような

そんな歌を。


難すぃー😨

でもやるっきゃない!!🔥




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