マグレじゃない、奇跡を起こせ!

ロックシンガー・ボイストレーナーの盛山裕治です!




今日はライブで使うマイクについて。


僕は普通のバンドライブの時は

SURE BETA 58A

というマイクを使っています。


理由は特にないけど、たいていのライブハウスで

このマイクは常備されているので

対バンイベントでリハーサルに時間かけられない時など

PAさんが音を作りやすいかな、という理由だけです。


特殊なマイクだと

ハウリング起こしやすかったりして、

それを修正するのに時間かかったりして

リハーサルがしっかり出来ないから使ってません。


PAさんを毎回連れていければ自分の声の特性にあったマイクも試してみたいな、とは思ったりしますが…


あとは落とした時などの耐久性もSUREは高い、という理由もあります。



アコースティックなど弾き語りの時は

同じSUREのBETA 57A

というマイクを使ってます。


先の網のところのウィンドスクリーンが細いのが特徴です。

ボーカル、というより

ドラムのスネアやギターアンプの音を拾うのに使われることが多いマイク。


僕が選んだる理由は

ウィンドスクリーンが細いので

なんか、よりしっかりマイクに向かって集中して歌えるような、そんな気がする、

というだけですてへぺろ


先が細い方がそこにしっかり息を吐かないといけない気がして、このマイクを選んでます。


誰かにアドバイスされたとかないけど

本当になんとなく、です。


このマイクもたいていどこのライブハウスに常備してあるので

PAさんが扱いやすいかな、というのも理由の一つです。



本来はウィンドスクリーンを覆って持つのはハウリングを起こしやすいので良くないと言われています。

ただ僕もこれらのマイクの水色の線のところあたりに人差し指を引っ掛けて歌ってしまってます。

特にバンドの時は。


落としにくい、という感じがして

安心感があるんです。


本当はウィンドスクリーンのところを持つのはPAさん的には嫌がります😓


アコースティックライブだったのでBETA57を使っていて、水色の線あたりに指引っ掛けてます😅

でも、基本マイクを

ギュっと持つことはないです。


がっつりウィンドスクリーンのところを覆うのはやはり良くないのでなるべくやめましょう!

→どの口が言ってんだ(笑)


本来はもっといろんなマイク試してみたりしたいけど

ライブハウスのPAさんの腕や感性もまちまちで

めちゃやっつけ仕事みたいな人もいれば

凄く熱心な人もいます。


僕は20年前、styleを始めた時から

かなり入念にPAさん、照明さんへの資料を作って前もって送っておいていました。


それは

こっちは本気でやるから

アナタたちも本気で頼むね!!


という大袈裟にいうと一種の挑戦状のような感じ、かな?びっくり


それを受け取ってめちゃ準備してくれる人もいれば、

ほぼ見てない、って人もいました。


僕はその時点でその人たちとの距離感を決めていて、

ちゃんと目を通して曲を聴いてきてくれていたら、

もう本番の音なんてぶっちゃけどうでもいいくらい

OKでした!笑


もちろん音や照明がよけれは

また次回出演する時もよろしくお願いします!!


っていい関係になれる場合がほとんどで、

以前名古屋のライブハウスの照明さんが

あまりに曲と照明がピッタリ合っていて感動して

ライブ後動画を見てすぐにメールを送って感謝を伝えたこともあります!


まだ話が逸れました(笑)


そんなスタッフさんばかりだったら

色々試したいけど、そうでもない人の時、

ライブハウスに常備されている機材を使った方が無難かな、というのが今のところ僕がこれらのマイクを選ぶ基準になってます。


ワイヤレスも昔は試したけど

なんとなく中抜けしてる感じがして

音量はあるんだけど、音の密度が無い、

みたいな感じがしてやめました。


ま、そりゃワイヤレスの電波で飛ばしているのと

PAの卓まで線で繋がっているのとだったら

線で繋がっていた方が音はいいよね。


という結論です。


これもいつも信頼しているPAさんだったら

ワイヤレスにするのもありかもだし、

アイドルのようにダンスしたりするのであれば

ワイヤレスはマストなので、

ケースバイケースです。


ただ、どちらが音が良くてリハーサル15分くらいしか時間なければPAさんが扱いやすい有線のマイクの方がベターかな、と思います。


マイクはできるだけ唇と直角に持つように。

→ライブで使うダイナミックマイクって

単一指向性と言って正面からしか音を拾わないので。


マイクを近づけたり離したりのマイクと口との距離も

出来れば自分でコントロール出来るように

リハーサルなどで練習してみるのがベストです。


囁くように歌う時はオンマイク。

叫ぶ時はオフマイク気味で。


もちろんその逆でもよくて

自分がどう聴かせたいかをよくかんがえながら

歌詞とかにそんなことも書き込んだらしてリハーサルしてみるといいですよ!


何度も言ってるけど

メジャー規模で信頼しているPAさんがいる場合は

PAさんの方で音量の上げ下げをかなりマメにしてくれるけど、

対バンではじめてのPAさんだとまずなんもしてくれないので。

できるだけ自分でそのオンオフをやれるようになっておきましょう!!


マイクコントロールもロック・ポップスボーカリストの大切な仕事の一つだと思います!!





僕はリハーサルの時

PAブースから一歩も出てこないで

ホールの音を聴きに来ないPAさんは

それだけで

「この人ないなガーン

と思ってしまいます。


お客さんにどんな風に聴こえるんだろ?

ってイマジネーションが働かないなんて

その時点でプロじゃないと思ってしまいます。


(オヤジの戯言です。すいません。)



 

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