マグレじゃない、奇跡を起こせ！
ロックシンガー・ボイストレーナーの盛山裕治です！
今日は
集中力
について。
例えばボイストレーニングで
「呼吸を意識して！」
というと音外したり、
「リズム走らないで！！」
とアドバイスすると
口の形をすっかり忘れたりしちゃってる。
色んなこと意識すると
歌詞が飛んじゃったり…
そんなことを繰り返してると
「呼吸に集中してたら音程聞きそびれました😓」
とか、
「リズムに集中してたら歌詞飛びました😰」
なんてよく言われます( ´ ▽ ` )
集中する
って一体どんなことなんだろ？
僕個人の見解では
脳ミソで自分がやるべきタスクを最速で目一杯整理して
体の動きと連動させること。
なんじゃないかと思ってます。
呼吸に意識を向けながら、
音程・リズムにもしっかり乗り、
横隔膜への意識や息で声帯が震えた時の
声帯の合い方、
そこから声道へ繋がっていき舌・軟口蓋・口角
などを動かしていき、
言葉を紡ぐ時の母音子音の意識、
そして最後に歌詞。
この最後の
歌詞
がやっかいで、
実は歌詞しか意識してない人が圧倒的多数な気がします。
歌詞を覚えることと
メロディーを覚えることは違うし、
さらに呼吸や体の使い方を意識することは
もっと違う次元のところにあると言っていい。
だから
集中力を鍛えるんです！
脳でやることのタスクを最速で目一杯整理して
体と連動させる。
言い換えれば
集中
と
集中力
は違う、とも言えるのかも。
ライブならさらにそこに
お客さんとのコミュニケーションも必要だし、
もう脳がパンクしそう🧠🔥
な状態になるはず。
あのイチロー氏が昔
「集中するって、ピッチャーをただ見てればいいわけではない。
ピッチャーとのことだけ考えるから緊張してくるんだ。
天気、風、グランドの状態、守ってる野手の位置、観客席の雰囲気、、、
などをいっべんに見ること。
そうやってたくさんのことを意識したら
緊張とかしなくなる。」
みたいなことを言っていて
なるほど！！
と思ったことがある。
体やお肌は歳取るけど、
脳は歳取らないどころか、
鍛えれば鍛えるだけスペックが上がっていく、らしい。
いいパフォーマンスをするためにも
集中力アップ
目指しませんか？？
歌う時に意識することを大きく書いて
リハーサルやライブのモニターのところに貼っておくのとかはオススメです！
目で見える情報が一番脳を刺激するので、
まずは視覚から！
それでもAwayのライブの時はヒヨったり、
なんとか盛り上げなきゃとかって思って、
やるべきタスクを忘れてしまって
歌のフォームがどんどん崩れていって、
最後はただ喚き散らして終わる。
そんなライブはしたくないよね？
集中の話はまだまだ奥深いので次回も！！
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