久しぶりブログを書きます。


829日の試合で右膝前十字靭帯断裂という怪我をしてしまい、4ヶ月が経ちました。


親にも膝はどうなんや?と聞かれるので、

ここで今の現状をお伝えするのと同時にどのような日々を過ごしていたのかをお伝えできたらと思います。


同じ怪我を負った様々な競技の選手達へ少しでも共感や情報共有の場となれば幸いです。





829

試合で右膝前十字靭帯断裂。


今まで大きな怪我もなく、痛みには強い自分があんなに痛いと思ったのは初めてでした。

人によって違うと思いますがガスバーナーで膝を炙られてる感覚でした。

膝をやったことのない自分でもこれは大怪我をしてしまったとすぐにわかりました。



そのまま病院へ行き、MRIを撮り、先生から診断結果が伝えられました。


・右膝前十字靭帯断裂

・右膝内側側副靭帯損傷

・右膝外側半月板後節損傷


全治89ヶ月くらいです。と伝えられました。



その時の心境は

正直何も考えることができず、ただただ大怪我を負ってしまった絶望感とちゃんと復帰できるのかという不安感に襲われていました。




僕は1日でも早い手術を望んでいたので、チームドクターと相談して91日に手術をすることが決まりました。



91日 手術

ハムストの腱を取って、前十字靭帯再建しました。

初めての手術で不安もありましたが無事手術は成功しました。

手術から目が覚めると本当にたくさんの方々からの励ましのメッセージが届いており嬉しかったのを思い出します。

ありがとうございます。


三週間くらい入院して、地道にリハビリを毎日やっていました。

病院でリハビリを見てくれたトレーナーや同じ怪我をした学生達にも色々と話しを聞いて回復するために沢山の事を学ばさせてもらいました。

そして退院の時には片松葉で歩けるくらい回復しました。



それからはチームのクラブハウスでのリハビリが始まりました。


膝のマッサージや曲げ伸ばしを毎日少しずつして可動域を出していく。


だんだん腫れも引いてきて、普通に歩けるようになってからは筋トレなど出来ることが増えました。

そして術後3ヶ月でジョギングができるようになりました!


4ヶ月経った今では筋力トレーニングもかなりできていて、動きもなんの問題もなくできています!



苦しかったことは

術後の痛みはもちろん、毎週チームの試合がある度にサッカーがしたい、試合に出たいという気持ちが溢れていました。

サッカー選手が唯一輝けるピッチに立ちたくても立てないもどかしい気持ちは長期の怪我をした人にしかわからない辛さがあります。



ただ怪我をしたからこそ、時間ができて色んな事を考えるきっかけにもなりました。

サッカーしかやってこなかった自分が初めてセカンドキャリアについてゆっくり考える時間にもなりました。

サッカーとは全然違った世界の方々の話を聞くことは僕にとってかなりプラスになりました。






そして、ここからのリハビリが本当キツいみたいです。

身体は思うように動くし、できそうな感じがあっても靭帯がちゃんと強くなって出来上がるまで時間をかける必要があります。


怪我をしてから相当落ちた体力の回復。

これからかなり走ることになるでしょう。笑



まだまだ復帰までは険しい道のりですが

自分には応援してくれる人がいて、その人達にまたサッカーする姿を見せれるように頑張ります。



チームは1月4日にルヴァンカップの決勝戦があります!

僕は試合には出れないですが、チームが優勝して全員で喜び合えることを願ってます。



2020年は皆さまにとっても本当に大変な一年だったと思います。

そんな中でも応援していただいた皆さまには本当に感謝しております。


そして、来年もまたよろしくお願いします!


それでは良いお年をお迎えください!





高橋祐治