クロノスタシスを聴いた続きで、何とも言えない青さにこのバンドが引っ張られて出てきてしまいました。
このバンドは、CD屋さんに行った時に偶然、当時発売されたばかりのデビュー・アルバムのジャケットを見たのが初めての出会いです。
まったく知らないバンドだったのですが、「初恋の嵐」という個人的に素晴らしいと思うバンド名とジャケット写真に強く惹かれて、ええい、ままよと購入してみたのでした。
家に帰ってCDをトレイに入れると、始まったのはアッパーなロックンロール。そして青さと色気のある歌声の出だしは、
~君の涙が忘れられない 初恋に捧げるナンバー~
うわー、ちょっと何、このセンス!大好き!と興奮してしまったのでした。
たくさんのアルバムを買ってきたおかげか、ジャケ買いで外すことは少なくなっておりました(と自画自賛)。
そんな「初恋の嵐」。ライナーを読むと衝撃的な事が書いてあってぐっと沈んだのですが、アルバムを最後まで聞いて感じたのは、若い頃に夢中になって聞いたジョン・レノンの空気感と、もっとこの人の書いた曲を聞きたい、でした。
その後インディーズ時代のシングルや別バンドなど、探しまくりましたね。
テレビ番組で特集が組まれたりと、多方面から注目をされているバンドで、今も活動していると思いますので、気に入った方はぜひチェックしていただきたいです。
と、曲を紹介してませんでしたね、今回は夏繋がりでこの曲を。
ストリングスがめちゃめちゃ効いております。
青い。。
最後だけ、~これは想像のストーリー などではない~
と歌われるんですよね。何だかやっぱりジョンを思い浮かべてしまうなぁ。
若い頃の焦燥感みたいなものがぎゅっと閉じ込められているように感じます。
こういうバンドが、もっとたくさんの人に知られるといいなと思います。
次回はアルバムの他曲を。
続く。