ブロード攻撃するアキンラデウォが空中で止まっているのがすごいです。その影響を強く受けたのか、最近は日立のジャクソンもライトに走りこんでピョンって飛ぶときに空中で止まりだしています。今年のVリーグは空中で止まるのがはやるのか？(笑) そのうち他の選手たちもこぞって空中で止まりだすのではないだろうか？ブルーキャッツのドリスとか止まるのけっこう似合ってるんじゃないかとも感じております。。
日本の選手だと、車体の平松なんかがワンレッグのときに空中浮遊しそうな印象がありますね。でも今シーズンは少しお休みを取っているようで、ジャージ着て一緒に座っているの見てると、なんでああいった風景を見ると無条件にうらやましくなるんでしょうか。車体ではいま、かわりに、仙台から来た期待の渡辺彩がガンバってますね。。。他に空中で止まりそうな日本選手だと、東レに移籍した井上奈々朱とかが止まりそうですけど、そうなる前に新チームでコンビネーションを合わせないといけないっすかね。。。あとは、ミドルじゃないですけど、NECの柳田光綺がスパイクのときにきれいな姿勢でいったん止まってるのをよく見かけます。デンソー鍋谷もかなり空中で浮遊しますよね。
しかしなんといっても、跳躍力の高いアキンラデウォやジャクソンといったプレーヤーが、スラっと背の高いところで空中で決めるのがカッコいいです。
今シーズンのVプレミアリーグ女子。助っ人外国人選手、みんな実力者ぞろいでこれからの展開が楽しみです。まだ力を出し切れていない選手も、日本のVリーグのキメ細かいバレーのスタイルに慣れてきたら、徐々にチームの呼吸も合ってきて、逆に日本でいろいろワザを会得して母国に戻っていくんでしょうね～。しかしその過程でVプレミアのチームも恩恵を受けるのだから、いいと思います。こっちも逆に学べますものね。せっかく久光にアキンラデウォが入ったのだから、全日本キャプテンに抜擢された岩坂などは、いろいろ真似して、アキンラデウォの技を盗むぐらいやったらいいかもです。
上尾メディックスに入ったカルカセスは強力な選手。今日（10月２９日）の試合でもバンバン決めまくっていました。外国人選手に頼りすぎるとバランスがよくない、という考えに私も賛成ですが、いっぽうで、勝つために強いアタッカーは必要ですからねー。上尾については、私は、カルカセス選手を主要得点源とする構成のバレーでいいんじゃないかと思います。見ていてスカッとしますしね、冨永とカルカセス、実戦の中でだんだん合ってきているのではないか？
ただ、やはり、その場その場での点取りのシノギも大事ですが、外国人大黒柱を得点のメイン・エンジンに据えてやっていく場合、むしろ逆に、カルカセス以外の選手たちの活躍ぶりこそが、ゲームの勝ち負けを左右するのではないだろうか？
元気のいい荒木や近藤や、うまい青柳、プレミアイケメン女子ナンバーワンの丸山（個人の感想です）など、カルカセスじゃないほうの選手たちがしっかり点を取ることが、勝利につながると。
今日のトヨタ車体とのゲームなどはまさにそんな展開で、車体といえば昨シーズンはポリーナの強力な突破力で勝ち進んできたチーム。しかし去年からポリーナ以外の選手のことが強く指摘されてきていた。今シーズンは、やはり今日のゲーム、上尾に負けてしまいましたが、助っ人外国人として大当たりのネリマンを主軸としながらも、むしろ高橋沙織や村永奈央を使って得点することに力を注いでいる。
車体と上尾では選手もチームも別ものなので、同様の比較はできないが、助っ人「じゃない方」の動きが重要なのは、そのへんの基本的な構造は似ているかもしれない。。。
今日の日立の場合、前衛にジャクソンがいないとき、早くローテが回ってほしいという感じがあったが、それは、もう一枚、芳賀舞波がもう少し本調子じゃなかったためで、しかしそこを助けるように、栗原たちサイド陣がガンバっていた。
対するNECは、今年は助っ人を入れないスタイルで、なんだかめっちゃ若い選手たちでやってて見てて楽しい！笑 でもダブルコンタクトは練習して直してほしい！ (笑)
他チームもそれぞれのスタイルで外国人選手をチーム構造に組み込んでいて、一様でなく、いろいろ違いが感じられます。
でも、いつでも大事なのは じゃない方 だと思いました。
補足
文中にちょっとした勘違いがあったので直しましたょ(￣▽￣)
平松は車体の選手だから渡邊久恵の横には座らないょね(^_^;)