Guyanaとの国境近くです!!!
良さげな水路、綺麗でカッコいい動物が多すぎて道草をモグモグ食いまくってしまいます。
取れてるのは大体このナマズ。カースと呼ばれていた。
ここにきてまさかのタイムトライアルが始まりました。なんとか11時に間に合いたい!!!
自転車レースに出ていた時代を思い出します。
コーナーを攻めまくって効率よくエネルギー補充しながらギャン漕ぎ!!!
しかし途中、同じくフェリーに向かう乗合バスのアンちゃんがしばらく併走して色々と教えてくれました。
そのアンちゃんいわく、、、
「フェリーはとっくに出てるから今日はもう無いぞ。ま、頑張れや。」
とのこと。
なんだと!!!アンちゃんの嘘つき!!!
11時にはまだ間に合うよ!!!
と言うと、「いや、11時発のフェリーなんて無いから笑」とのこと。
嘘だぁぁぁあああああああ!!!!!!
と、気合いの盛り漕ぎで船着き場に着くと、、、
ポツーン。
出国待ちの人は全くおらず、スリナム→ガイアナで入国してくる人々を迎える車しかいなかった。
そう!
僕が前もって日本andスリナムで入手していた情報は間違いだったのです!!!
では、この船に乗り遅れた僕はどうしたかと言うと、当然港で一夜を明かした訳であります。
この日は昼から晩までずっと暇で港にあるベンチでコロコロしてました。
昼休憩だぁ。コーラはうめーなぁ。
と、まぁクソ暇だったわけです。
それを見かねた船の乗組員さん達が色々と世話してくれてありがたかった。
船乗りさんたちありがとう。
でも一日ゆっくりしたことで、すでに傷んでいたお尻が休まって、さらに色々な動物も観察でき、何だかんだ良かったなぁと思うわけであります。
しかし、今後同じように国境越えを考えている人のために、ここに正確な国境越えのやり方を書き記しておきますね!
《スリナムーガイアナ間の国境の越え方》
①イエローカード!!!
まず、第一にガイアナに渡るためにはイエローカード(黄熱予防接種証明書)が必要です。
日本で取っても良いですが、海外ではもっと安く(場合によってはタダ!?)で出来そうな気配があります。
実際調べたわけでは無いので、そこは各自確認お願いします。
②スリナム側の港には7時には絶対着いておく!!!
スリナム発のフェリーは一日一本。
9時に出るやつ1本のみです。基本的には。
それで乗り切れなかった人が出てきてしまった場合のみ、ガイアナ側から戻ってきた船がもう1往復してくれます。それが11時発のもの。
ただし、これが運航されるのはかなり稀なようです。
で、9時に船が出ると言うことは色々な手続きをする時間も加味すると7時には着いていないといけないという事です。
③受付はケィオス!!!
7時に着いてまずする事は早めに並ぶことです。
それなりの時間になると、自然に列が出来始めますから、そこに並んで下さい。するとゲートが開いた後に係りの人が「自転車はこっちに置け」的な事を言ってきますから、それに従ってチャリを置き、必ず地球ロックをかけてから荷物を全て外し、再び列に戻りましょう。その際元々自分がいた場所に割り込むくらいの気概で行くことも大事です。何せここは国境です。
スリナム側とは言え治安は良くないのでかなり気をつけましょう。人々の気性の荒さが少しずつ見えてきます。
で、列が動いて自分の番が来たら受付にパスポートとイエローカードを渡します。そしてお金を支払います。金額は忘れちゃったけどそんな高くないです。1000円ちょっとだったかな。往復分買っておくと安くなります。この際、再入国日を勝手に設定されます(確か28日後かな?)が、それは正直どうでも良いみたい。
そして渡されたペラ紙を大事に取っておきましょう。
そして良く分からんエントランスに進みますが、ここが完全にカオスです。人々がグチャグチャで、列もなにもあったもんじゃない。
しかもギュウギュウなのでほぼ100%スリがいると思った方が良い。絶対大事なモノはチャック付の鞄かポッケに入れて常に見ておきましょう。ただ抱えてるだけとかではだめです。いつも見ておきます。
④パスポート返却時は呼ばれるだけ!!!
パスポートとイエローカード返却時は群衆の中で名前を呼ばれるだけです。
耳を澄ませていないと聞こえない上に、日本の名前を正しく読める外国人はいません。
かなり注意深く聞かないといけません。
⑤後は楽!自転車を持っていることを係員に意識させると快適!!!
パスポート等を受けとった後は簡単な出国審査を受けてスタンプをもらい、チャリを回収して港に隣接された小さな免税店エリアに進むことが出来ます!
めでたしめでたし!
そこは割と広いのでのんびり出来ます。免税店を見ながら9時になるのを待てば良いです。
9時近くなったらゲート近くに待機し、係の軍人さん調の人に「自転車どこに並べばいい?」的な事を言いましょう。多分最前列に並べられ、歩きの人とは別扱いをしてくれます。
こうしてようやく船に乗れる訳ですね~。
船の中ではガイアナの入国審査カードを書かされますからペンはいつでも出せるところにしまいましょうね!
以上














