昨日音楽と人のへん集長、もとい、へん社長からメールが来た。
「Mac壊れた!締め切り前に!」
俺が五年前くらいに有楽町ビックカメラで売りつけたMacbookが
壊れた様子。やっぱMacbook Airかな?というので、
すかさず、「Macbook Proでしょ!」と返した。
金光さんにあんな薄型のスタイリッシュなやつは似合わない。
握っただけでボディが折れてしまうかもしれない。ハラハラする。
しかもすぐにCDを取り込めないではないか。
音楽ライターとしてそれは駄目だ。サンプルがすぐに聴けない。
そして社長はそれなりの重圧と責任と借金を背負っていかねばならない。
Airだとすこしリーズナブル過ぎる。駄目だ。
ローンを組まずに買えてしまう可能性がある。駄目だ。
そして男の道具は質実剛健に限る。
ので、それなりに高くて重くて頑丈なProの方をすすめた。
間違いないだろう。
あとは痩せて嫁さんを見つけるだけだ。そうだ。

俺は多分この仕事就いてなかったら絶対販売系やってる。
買わす自信がある。
それぞれの客のタイプに合わせて
その商品を持ったその後の夢とロマンを熱く語り
購買意欲に火をつけてやる。ボー!

というわけでツアー前半戦が終わろうとしています。
この厳寒の中、各地温かく迎えてくれてありがたいです。
なかなか体調もよろしく、非常に充実したツアーとなっております。

そんな日々の合間、ちょこちょこCDを買ったりしておりますが、
去年くらいから注目している
Lucy Schwartzというアメリカのシンガーソングライターの新譜が
とても良いです。日本ではほぼ無名で、
CDもほとんど置いてないのでわざわざマネージャーに頼んで
本人のサイトから取り寄せてもらったりしてます。
なんか直筆のサインみたいなのもついてきたり(笑)
itunesだと買えるのでよろしければ聴いてみてください。
美人です。



こんな紹介したりして、
ちょっとミュージシャンっぽくて恥ずかしいね。

なんかここ何年かずっと思ってんだけど、
今あんまり性別をはっきり意識させる唄い手って居ないよね。
なんか中性的というか。
露出多めなセクシーな感じとかはあるけど、
なんか逆に男性的な感じ。
演歌とかすごい性別はっきりしてるよね。
女に生まれたからこその宿命、みたいなとこにグッとくるんだけどなあ。
女は女を背負って、男は男を背負って生きてる感じ、
あれが心を揺さぶるんだよね。
なんか、時代かなあ。つまんない。
90年代中頃までは女ならでは、男ならではな歌多かったんだけどね。

俺は意地でも「性」を唄ってやろうと思う。「サガ」ですね。
それなくしての表現は嘘でしょう。

それでは次のブロック、長野、金沢、いってきます〜。
雪凄いんだよね、皆気をつけてきてね!