https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2023/08/post-102342_1.php
要旨:イギリスで若い双子の姉妹が、超加工食品の影響を調べる研究に参加しました。エイミーさんは2週間超加工品だけを食べ、ナンシーさんは(カロリーや脂肪、糖分の摂取量は同じだけど)未加工、低加工の食品だけを食べたそうです。エイミーさんが食べた超加工食品は(朝食:シロップを掛けたパンケーキ、ハッシュドポテト、ソーセージ、シリアル、ブルーベリーマフィン、昼食:白パンのピーナツバター&ジャムサンド、チョコレートミルク、チーズ入りラビオリ、クッキー、夕食:チーズバーガー、フライドポテト、牛肉とグレービー添え、マッシュポテト、缶詰のコーン)超加工食品だけを食べ続けたエイミーさんは、1週間後には気分が落ち込み、普通より多くカロリーを摂取していたのに、目が覚めると空腹で、2週目が終わるころには疲労感も酷く、エネルギーの低下を感じ、集中力も無くなってきました。それでも体は超加工食品を欲していました。そして体重は増え、血糖値も体脂肪率も高くなった。対照的に未加工、低加工食品を食べ続けたナンシーさんは体重が減り、血液検査の結果はさらに良くなり、気分も良くなっていました。エイミーさんは、超加工食品を完全に排除することは不可能だけど、健康への影響を忘れることは無いそうです。
一部抜粋:抗がん剤としての免疫チェックポイント阻害剤の効果を上昇させる菌種が報告され、腸内細菌とがんの関係が注目されている。最近、ある種の腸内細菌が、抗腫瘍免疫力を高め、これらの免疫チェックポイント阻害剤の働きを助けるように作用することが報告された。さらに最近、ヒトにおいて(PD-1/PD-L1軸をブロックする)免疫チェックポイント阻害剤の効果は、腸内細菌叢によって強く影響される傾向にあるとの論文が報告された。また、抗腫瘍免疫の担い手であるCD8+T細胞を強く活性化する11種の腸内細菌カクテルも同定された。腸内細菌の投与をプロトコル(手順)に加えることにより、免疫チェックポイント阻害剤の治療効果を上昇させることが期待できる。
私はケトジェニック(糖質制限)には、良き腸内細菌叢が必須だと考えています。腸は免疫の要だからです。ここを疎かににすると、せっかくのケトンの効果も台無しです。マーガリンで高ケトンにしてもダメなのです。むしろ逆効果です。
よき腸内細菌叢はそれほど重要だと私は考えます。
by kotaro for my wife in the sky