先月、東京都の府中市にローリングストーンズが100万円の寄付をしたという(控えめな)ニュースがありました。これは昨年夏に、府中市で初めて行われた夜の花火大会に、ストーンズ結成60周年を記念して、曲を流しながら花火を打ち上げてくれたことへのお礼だそうです。私はこの寄付は、損得抜きの純粋な心からだと思います。私には音楽業界に詳しい同級生がいて、以前その彼が「あのクラスになると、納得しないことには決してお金では動かない」と言ってたのです。また、その花火大会には60周年記念だけでなく、その前年に病気で他界したドラマー、チャーリー・ワッツさんの追悼の意もあったのです。日本の花火は、死者たちの慰霊や悪疫退散のために江戸時代に隅田川で花火が打ち上げられたことが起源とされています。そして昨年府中市で打ち上げられた、花火職人が丹精込めて制作した花火玉には「ありがとうチャーリーワッツ」と書かれてあったのです。メンバーの人達は、当然そういう趣旨も事前に知らされていたと思います。大会当日の花火の映像を見て、とても喜んでいたそうです。今回の寄付はその時の純粋な感謝の証だったのでしょう。ミックジャガーさんはケトジェニックにもすごく理解があります。いつまでも元気でいてほしいです。

 

私は今から6年ほど前に、すごく疲れた日の翌朝に血尿が出たことがあります。私は兄弟が透析患者だったので、私自身も腎臓が弱いのかもしれません。その頃から意識してクエン酸を飲むようにしました。ただ、血尿はその時だけでその後は順調でした。でもそれから2年ほど後に今度はクレアチニン値が上昇し始め、ついに基準値(0.7~1.1)を越えてしまったのです。クレアチニン値は筋肉量や水分不足にも影響されます。でもあの時はそういう感じの上がり方ではなかったです。あのまま上昇し続けたら、腎臓内科に紹介されるところでした。私は透析になるのは嫌なので、野菜は煮こぼしてから(カリウム対策)食べたり、コーヒーを減らしたり(シュウ酸対策)いろいろ試しました。さらにクエン酸と重曹とで、常に尿PH値が6~7のアルカリ寄りになるように心掛けました。その甲斐もあってか、その次の検査では見事にクレアチニンが下がっていました(コーヒーと野菜は無関係だった)そして現在も腎機能は良好です。まだ初期段階だったのも良かったのでしょう。

 

要点:クエン酸はカルシウム結石の再発予防に有用である。特に低クエン酸尿の患者では有用性が高くエビデンスもある。クエン酸は尿PH値を上昇(→アルカリ)させ、酸性尿を改善する。低クエン酸尿はカルシウム結石の原因となる。クエン酸は結石の成長、凝集、結石化を抑制すると考えられる。尿酸の溶解度はPHの上昇(→アルカリ)に伴い増加する。尿酸結石の再発予防には、尿酸排泄量の低下とともに、尿のアルカリ化が有用である~ここまで

 

尿路結石による慢性炎症は、膀胱がんや腎盂尿管がんの発がんの引き金にもなるようです。ゆえにクエン酸や重曹で尿PH値をアルカリ寄りに是正し、酸性尿を改善することは、尿酸や結石の予防にもなり(間接的にでも)癌リスクを下げることに繋がると私は考えます。私のかってのケトンフレンドで、無事にブログを卒業された乳がんのmia-youさんもレモンが好きでした。