昨日は、私のブロ友さんだった「まつり母さん」がお描きになった絵画の個展(長野市)に行ってきました。まつり母さんは糖質制限はされてなかったですが、ずっと私のブロ友さんでいてくれました。絵がすごく上手で、その画風が私はとても好きでした。でもまつり母さんは未分化多形肉腫という希少がんで、効きやすい抗がん剤がほとんどなかったのです。私が上記の記事を書いた3年前の7月頃は、手術しても何度も再発してくる肉腫のために食道が圧迫されてしまい、栄養点滴している状態でした。でもまつり母さんは「残された時間、残された体力、それらを使い切って、借り物の命をお返しします」そう心に決め、これからもまつりちゃん(ワンちゃん)を抱いた少女を渾身の力で描く、と仰ってました。その年の暮れ近く、まつり母さんは旅立たれました。
もし個展が開催出来たらぜひお越しください、と生前のまつり母さんに私も言われてたのですが、昨日ようやく実現できました。私の娘たちにも事情を話すと、ぜひ行ってきたら、と言ってくれたのです。会場は善光寺のすぐそばの立派なギャラリーでした。
今回の個展は、まつり母さんのブロ友さんだったお二方の女性のご尽力で実現され、会場でもそのお二方がとても親切丁寧に案内してくれました。お話を伺うと、お二方ともがんサバイバーで、現在も経過観察中なのだそうです。でもお二方とも前向きで顔色もとても良く、経過も順調だそうです。私の見た感じでも、きっと完全サバイバーになれると思います。