木村祐士のブログ -69ページ目

nene solo album pianissimo M-7



♪Pianissimo

酔っ払う前にラストソングについて書いとこ…って今クイッといったらフラフラってなってるけど…。

正直この曲ねねからもらった時…悩んだ。

『楽曲のレベルがプロフェッショナルや。。。なんぢゃコイツ』

アレンジせんでも「この曲、立派に独り立ちしてる」

もう一回言うとこ。

アレンジせんでも「この曲、立派に独り立ちしてる」

ゴメンもう一回だけ言うとこ。

アレンジせんでも「この曲、立派に独り立ちしてる」

nene solo album pianissimo は、どの曲も真面目にアレンジしたけど、音楽の神さんに抜き打ちテストされてる気分や…。

悩んだ…却下すべきか。。。一日考えて「却下」を決定した。

理由は…他の楽曲と並べたら毛色が全く違うし、一番の本音は…歌詞とメロディーが悲しすぎる。。。

アレンジしだしたら、大袈裟やなくオレ死ぬ。。。

下手な文句やけど…ガラス細工を削り取り肉付けして、ねねデモの世界感を壊さないようになんてどんだけ時間かかるか…。

やっぱり却下や。

で、自宅の録音室でねねに却下メールを打ってたら、棚の上のUFOキャッチャーでゲットした宇宙戦艦ヤマトの模型が目に止まった。

子供の頃、無理やりキャンディー屋さんに導かれた、この子のホンマの夢叶えてあげたい。

ココで暴露する(暴露ばっかりやなぁ)…キムジーのホンマの夢は…『宇宙戦艦ヤマトの艦長になりたい!!!』

今、ねねがキャンディー屋さんやったらどんなんやろ?

みんなで買いに行ったろ~~~見てみたい。

アカン酒廻ってきた…。

感極まってメール送信の文字を『OKこれメイン曲で行こ!!』

ねねデモでのタイトルは『対岸の…』

メイン曲のタイトルをそのまんまアルバムのタイトルと考えていたから…アルバムタイトルが…対岸の…やと全体の…イメージが…。大人自転車がお爺ちゃん自転車になってまう。

っとタバコに火をつけたら…僕のタバコpianissimo。。。タバコの名前を?(嘘やで)

取り掛かったアレンジの一等最初は…曲の終章、ねねのAh~コーラスからやった。正に宇宙戦艦ヤマトの世界感を借りた。鼻からそんな壮大なもんぶつけてどうすんねん。いつも自分を追い込むのん好きやねん!!

もう~最高のイメージ具現化。なんと簡単な譜面やろ。笑いが出た…「コレやったらねねにも読める」もう一回笑ろた。keyはかなり高い。ソプラノ域や。

『ねねガンバレ!!!』

次に用意したのが、東南アジアの民族楽器資料。

あと…必要なもん

●アジアン系の100歳くらいのお婆ちゃんの声が欲しい。
 楽曲冒頭とエンディングに登場。
●7mくらいの巨大なベースギターとガリバー。
 最初のドラが鳴っても出て来ない。
 2コーラス目の「現実を~♪」と共に登場。
●直径20mの中国製のドラとガリバー。
 ※ガリバーくらい大きないと演奏出来んから…。
●全裸で演奏してくれるエッチなストリングスアンサンブルチーム。
●カミナリさんと風神さん。サビの直前は風神雷神さん大活躍。
●ピッコロはティンカーベルが出て来る物語の主人公に。
 大サビで…ピポピポって吹いてます。
●昭和時代のオレンジ色。
●雅楽の伝統楽器…笙…用意出来んかったからバグパイプで代用。
●ピアノは僕が弾く。ヘタクソやけど僕にしか弾けない。アイデア有り。

キリがない…。久しぶりにドラえもんを呼ぶ。

ねねが子供の頃、録音したカセットテープを活用(極秘)

大サビまでドラムは我慢した…二拍三連で登場して来るドラマー君はスネアを叩くその左手は頭の上から思い切り振り下ろすのだ!!!

しかし何ぢゃぁこのコード進行???? ねねの拵えた和音はピグモン星の信号や。

100年後にどっかの誰かがこの曲を聴いたらどんなんやろ?
一番意識した感情がそれや。

100年前の僕等を考えて、空飛ぶ車でドライブしてちょうだい。


未来の君たちへ…この曲見つけてくれてありがとう。



木村祐士のブログ-121022

nene solo album pianissimo M-6


木村祐士のブログ-121021

♪町

まずはお金の話。

これまで数十人のアーティストプロデュースしてきたんやけど、もちろん頼まれた仕事も含め。。。昔は良かった…そんな話をしても仕方ないけどホンマ立派な仕事でした。

ここだけの話、アーティストのケア含めメンタル面が中心やけど。
楽曲制作を1曲単位でその評価をしてもらい、次へと進める。

なんと1曲あたりで150万くらいの収益がある。年3曲もやればエリートサラリーマン並の年収は出る。アルバムで契約などすると立派なプロデュース業といえよう。

その頃で計算するとnene solo album pianissimoは10,500,000円の大仕事なのである。

そんな時代を知ってる僕たち…現代に対応しきれないのは制作だけやなく、ライブ出演や。。。
なんで金払ろて出演してるんやろ今のアマチュアミュージシャンたち。みんな、当たり前にそうしてるやん。

もちろん時代の摂理なのは解ります。でも変やねん。

でも…もうこの癖は治らん。。。ええ声の子見つけると何とかしてやりたい。そう思って今も徘徊している。

こっちの世界はずっとずっと長い暗闇をただひたすらに真っ直ぐ進むのみ。
例外などない。マニュアル通りの単純な一本道。

泣こうが叫ぼうが愚痴ろうが努力しようがお金をかけようが、ただひたすらである。

信じる気持ちが少しでも欠ければ何もかも不安定になる。

孤独覚悟は誰にでも必ず告げる。もちろん理解は出来んやろけど。

僕はその不安定を抱えたアーティストたちに「何もしない」をする。

やめたければやめればええ。全部自分で決める。それがアーティスト業である。

僕はガイドを創る役割として毎回同じことを同じタイミングでする。

なんでこんな話をするのかと言うと…プロデュースも楽曲アレンジも作詞作曲もスケジュールも、
全てにおいて『成長』と言うものを見据えてプログラムしてるからで…
基本こう考えてるのが、ピカソの絵と言えば皆さんどんなイメージがあるやろか?

僕だけやなく…『なんだか幼稚園児が描いてる落書きっぽい』そう感じないやろうか。

しかしピカソのデビュー作品などはまるで写真?と思わせるほど精巧な筆筋なんよ。

音楽家の作品にも言えることやけど…この曲『♪町』は、平凡な「故郷を想う」題材の楽曲のようやと思う。

実はエリックサティーがヒントで、彼の作品に影響されアレンジしている。

彼もまたピカソと同じく行儀のええ音の配列で作曲して来た音楽家なんやろなぁ~
そんなことを予想してサティーのピアノタッチを再現してみたのよ。

そう奇才エリックサティーやなく、それ以前の行儀のええサティーが。この「♪町」を伴奏してくれてる。

キムジーギターをまずは録音した。
そしてその音色を聴いて嬉しい気持ちで、さらにキムジーが調子に乗ってギターを重ねる。

そしてサティーがタイムスリップしてスタジオに登場。
サビの「nan na nan na~」の手前からシンコペーションしてグランドピアノを弾いてくれてる。

彼の時代にはなかった正確な音を奏でる名器に座ってもらって、
休憩時には僕のオススメの油そば屋に連れってあげんねん。

ホンマ…アーティストと言う者たちの価値のない世の中なんやろ。

愚痴るのは置いといて…制作秘話の本題に入ろう。作詞の話。。。

その前にベッドに入ろう。。。zzz…ねねちゃん後は頼んだ。

           おにゃしゅみなしゃいzzz~

ちなみにエリックサティーは僕よりも100年早く生まれてます。


nene solo album pianissimo M-5



♪暁のワルツ

小学生時代の夢は体操選手やもん。(これホンマ)
中学生時代は…車の整備士。
高校時代は…ボクシングWBA世界チャンピオンとF-1レーサー。

それぞれに平行してずっと続けてたのがギター。

いろいろあって…「命に別状のない」ギターが残っただけ。

そのギターで上京してきたのが1989年頃…とある音楽コンテスト。

その数年前にYAMAHAバンドエクスプロージョンでベストギターリスト賞をもらったことで「何でグランプリちゃうねん!!」と不服だった。。。

普通、自信つくんやろうけど…あんまりそんな感覚なかった。


~No less than 30 year has passed since that.~


潦物語…暴露 『ねねはキムジーのライブの客席にいた!!』

30年。。。歳行くわけや。

欲張りねねがコンタクトして来た…「ギター教えて!」

今思えばこだわりなどなく、表現出来ればギターでなくてもよかったんよ。

ギターを教える? あまりピンと来なかったのが本音。

そんなことより「おっちゃんがもっとええこと教えたろかぁ~」的な僕は複雑でした。

ねねの熱心さに負けた。おそらく大阪時代の気弱なチンピラの熱意に負けて以来やな。(内緒話)

凄い娘やわ…唄人ねね。

でもね。。。まだ本気にならんでええのよ。
いつも7割の力でいることや。3割は大切な人のために!

それ以外に、女には底力というもんがあるやで。

そんな思いで…「ギター教えて!」って人たちに書き下ろしたギター曲が、この♪暁のワルツ。

レコーディングでは…センターから聴こえるギターをねねが演奏している。キムジーは少し左側で即興で録音した。

   たぶんもう二度と弾けない。

「子供ギターを大人ギターにしてあげたい」

ギター好きなら誰もが知る一流メーカーARIAにダメ元で問い合せた。

タイアップして戴いた。気づいてくれたやろか?ARIA A19C-200Sのサウンドホールの絵柄をCDのレーベル面にモチーフしているんよ。

これは、「ねねの熱意が実現させた偉業である」本人は然程なんとも思ってないみたいやけど、僕にとっては震えが止まらんレーベル面なんよ。

なんとも思ってない…それでええのよ。



ゴチャゴチャ言うてんと欲張れ!!

成長したければ欲張れ!!

今の世の中おとなし過ぎる。

木村祐士のブログ-121020