やはり総括しないと一年が締まらないので。

2014年、3つの軸で考えるとこんな感じだったのではないでしょうか。

1.仕事
働き始めて約10年、初めて仕事が心から楽しいと思えることができた。
おそらくポイントは三つ、世の中に新しい価値を生み出すための仕事だったこと、今までの経験をフル活用できた業務だったこと、自分がそのプロジェクトの中心だったこと。

それに加え、海外国内共に出張を数多く行けたことはモチベーション維持にもつながった。
それらの実績を買われ、ついに昇格しましたが、別の角度から見る会社・組織は全く僕の望んでいるものでないと感じてしまうまであまり時間はかからなかった。

スランプとかではなく、その先に自分が望んだものが全く無かった。
残念だけど、切りの良いタイミングで次のキャリアへ歩を進めたいと考えている。

ただ、部下を持つという貴重な経験をさせてもらっていることも確か。
1~2人だけでも非常に大変なタスクだということは日々感じている。

2.家庭
第二子の誕生。
これは人生をさらに豊かなものにしてくれている。そして、この先はもっと素晴らしい人生になるんだと思えている。
二人ともカワイイし、将来が楽しみでしょうがない。

ただ、一人の時とは比べ物にならない大変さも痛感している。
妻に感謝だが、家族を第一とするならば、仕事の働き方を見直す時期がきていることも確か。

何があっても家族が一番なので、それを踏まえての働き方を模索し、答えを出したい。

3.プライベート(趣味)
スポーツをするわけでもなく、文化的な教養もないので、行きつく先は「食(飲)」だったのは必然かもしれない。
なんだかんだで、今までで非常に多くの時間を費やしてきているし、他人よりそこへの興味度合いは高いのかもしれない。

そんな状況であったし、一方で個別の趣味のため、家族サービスできず、ということも望んではいなかったため、結果として、料理をずいぶんするようになった。

今年は本当に料理をする数が劇的に増えたと思う。対前年比500%ぐらいでないでしょうか。
味付けがいつも似通ってしまうことは課題ですが、自分の舌に従った味なので、基本美味しくできるし、ワインを飲みながらの料理は何もかも忘れ、料理に没頭出来るので、最高の趣味だと思っている。

と、簡単ではあるが2014年のポイントを総括してみた。

大方間違っていないと思う。そんな一年だったということでしょう。
「甲馬」だったわけで、人生の折り返し地点だった一年。また残りの人生の終着点(ゴール)に向けて、スタートを切りたいと思う。

(明日は、例年通り、競馬でガツンと2014年の運を使い果たしてくる予定笑)
久しぶりにキャリアの節目に立っている。

現在の会社に入ってから4年半。

転職回数が多めの私にとっては、それでも一番長い職場になる。

その4年間でも迷走して、中小企業診断士の資格を取ろうとして、TACに通ったりもしたが、結局本業に戻って頑張ってこれたから、管理職のポストを得ることもできた。

しかし、それ以降は全くもって今の会社での未来像が描けなくなっていた。
組織内の人間関係も上手く行ってないしね。

そんな中、割と最近、転職を成功させた仲間に打診し、エージェントを紹介してもらい、今日実際にそのうちの一人と会った。

結論から言うと、非常に素敵な時間だった。
なので、それらを備忘録として残しておきたい。


大手は、関係各所からの承認など手間がかかるが、大きなことがやれる。
一方で、ベンチャーはすぐにやれるが、やれる規模が大きくはない。

アメリカでは、一旦のキャリア休息といったことを受け入れるシステムがあるが、
日本はそういう仕組みがない。休息をいれると、出世コースに取り残される。

育児休暇などは制度があるかないかで選ぶのではなく、
そういう風土があるかで選ばないといけない。

次の転職時に企業を選ぶ際には、成長企業であることを意識することが必要。
例えば、自分が再び仕事に専念したくなった時に、さらに成長している企業であることが大事。

僕らの世代は、オールドエコノミー(旧体質)の親に教育された一方で、
新世代(新しい価値観を持ち、小さいころからITを使いこなす)と働いていかないといけない。
今後は彼らから、学んでいくことが求められる。

モチベーションは年齢とともに変化し、20代は何でも吸収したいと思う。
30~35歳ではその中で自分にとって割と強みとなるものを周りと競い合っていく。
35歳より先は、その強み、プロフェッションを武器に世の中に貢献していく。

これから求められるのは、Π字型人間=専門性を二つ持ち、幅広い知識も持っている。
ただの専門家=I字型の人間では、個々がばらばらで成果が出ない。
T字型の人間であれば、T字型同志で交われば、シナジーを生むことが可能。

人はだいたい2年で仕事に飽きる。
1年目はキャッチアップ、2年目で自身で回し、自分らしさも加味。
よって、3年目で飽きがくる。
これに対し、常に新しいミッションを与える会社はいい会社。

キャリアに対するコンプレックスがあるとしたら、
次のキャリアではそれを克服できる道を選べばいい。

自分のキャリア、経験が意味がない・無駄だったと思うのは、視点が低いから。
より高い視点で(たとえば、経営者的な視点)見れば、全ては意味がある。

正しいものを探すのではなく、自分がしているものを正しいものにしていく。



まとめると(?)、次は「大人ベンチャー」に行くべきだということ。
「ダーウィンの進化論」に対峙する時がまた来た。


人類の進化におけるチャールズ・ダーウィンの言葉。


最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残ることが出来るのは、
変化できる者である。



何も人類の話じゃなくたって、個人のキャリアにおいてもそうなんだろう。

今までのメンバーとしての延長では、到底全うできない今のポジションにて、
ここ数週間は予想以上のプレッシャーを感じている。

昨年の一年とは打って変わって、自分の無能さを感じる。


転職したての頃のような緊張感。

結構しんどいんだけど、これこそが成長フェーズの始まりだと捉えて、腐らず前進していくのみ。


一歩俯瞰してみれば、今久々にいろんなことを吸収している気がするしな。


誰かが、成長する人の共通点は、"素直"であることだと言っていた。

自分が部下を持って、なおそれがよく分かる。

自分が正しいからって、他人を批判してたら、自分の成長は進まない。
指摘されたら素直に受け止め、改善(自分を変える)していくことに成長のパスは広がっている。



潰れない程度に、息抜きしながら、また成長曲線を描いていきたい。