1月31日に開催された文教経済委員会で、国民健康保険税の税率改定について報告がありました。その内容は、先に国保運営協議会で答申された、税率を大幅に引き上げるというもの。来年度から年間10%ずつ税率を引き上げ、4年間で1.4倍にまで引き上げる計画です。

 10%の引き上げでも負担は大きく増えることになります。例えば、所得400万円の3人世帯の場合、現在は約49万5,000円の保険税額が57万1,000円にまで引き上げられます。この規模の値上げが4年間続けられると、保険税額は79万9,000円になってしまいます。

国保加入者の中でも、とりわけ個人事業主の方にとっては、昨年から始まったインボイス制度で税負担が増え厳しい状況にあります。こうした状況でさらに国保が大幅に値上げされると生活できないという声があがっています。

現在は一般会計から繰り入れをしていますが、これを廃止し、その分加入者に負担を求めることになります。

春日井市の国保加入者の74%は所得が200万円未満。国保は公的な社会保険なので、その保険税額は現実に負担できる額でなければなりません。値上げに反対します。

値上げ反対の署名を実施します。ぜひ、ご協力をお願いします。