ロシアによるウクライナ侵攻は全く止まる気配がない。今回の侵攻はロシアによるものというよりプーチンによる独善的侵攻でしかない。なぜ侵攻したのか?ウクライナ国内における親ロシア派の人権や命を守る、などとあれこれ理由を挙げているがすべては侵攻を正当化するための身勝手な言い分でしかなく、かってロシアが希望したNATO北大西洋条約機構への加盟を拒否されたことへの腹いせでしかないのではないか?ロシアは大国でありNATOはロシアに対して〝三顧の礼〟をもって「招待加盟」させるべきだ、としたプーチン=ロシアの思惑を無視した、ということを根にもったことに起因している、とする専門家もいる。つまりは私怨なのである。
今回の侵攻に関する実情もロシア国内では政府にとって都合の良い内容しか国内報道されていない。ロシア国内の独立系メディアは次々と撤退させられていて報道の自由も機能不全状態になってる。プーチンの独裁・独善はエスカレートする一方である。こうなってくるとプーチンの暴走を一体誰が止めることができるのだろう?今のプーチンは「狂気」としか言いようがなくなり始めているから危険だし倫理も正義も秩序すら失い始めている。
こういった社会主義や共産主義を持つ国(例えば中国)の暴走行為は彼らの中では実は当たり前の論理だからこの先が非常に怖い!
覇権主義や拡張思想は更にエスカレートするかもしれない。ロシアの次にターゲットは日本の北方四島に向かうのではないか?ロシア軍が樺太周辺にミサイル配備を始めていることが何よりの証左だ!さらに言うと中国による台湾進攻や尖閣占有といった拡張政策もロシアのやり方と全くといって良いほど酷似している。つまり社会主義国による覇権活動は今後ますます活発になることが十分予測されるから日本としては最悪事態を想定し国境線の防衛強化を今すぐに始めないと取り返しのつかない事態になる。以前も話したように日本政府には全くと言ってよいほど危機管理意識が無い!今のままでいたらロシアや中国に列島周辺がすっかり囲まれてしまってから「さあ大変だ・・どうしよう・・」くらいのものである。日米安全保障条約なんて絵にかいた餅も同然の条約で実際有事となったときでも決して日本を守ってはくれない事を承知していなければならない!戦後80年近い時間が経過してしまって今更と思うかもしれないが今からでも立て直しを図ってゆかないと国も国民も蹂躙されてしまう恐れが今の国際情勢をみていると決して油断ることはできない!