カミさんが2月7日、三回目のワクチン接種を受けてから6日目に発熱。38.3度あった。これはワクチン接種の副反応か?と疑ったがとりあえず病院へ、と思い東海大伊勢原病院に連絡してみた。どの科で診てもらうのか?と思っていたら定期診察を受けている腎代謝内科で診てくれることになった。血液検査のデーターをみると肝臓、腎臓、肺など様々な臓器の数値が良くなくとりあえず抗生剤と水分の点滴を受け経過を診ることになった。主治医である消化器Drとの問診で入院治療が必要と言われたが東海大もコロナによりまったく病室に空きがないことが判明。通院で治療を受ける選択もあったが主治医の縁故で千葉県我孫子市にある天王台消化器病院に入院することが決まった。コロナ状況を考えると専門病院で治療が受けられることは有難く感謝、である。
帰宅して入院の準備をする。2015年以来何度も入退院を経験してきたので着替えや入院中に必要になる洗面具、服用中の薬、インシュリン類などを手早くパッキング。トランク一つにまとめた。私も入院中はできるだけ近くにいて不要不急時に備える準備をした。
2月8日13時頃、天王台病院到着。病院の外来にはたくさんの患者さんがいた。病院は常磐線天王台駅のすぐ脇に建っていて駅を使って通院するには便利そうだ。しばらくは病院の駐車場で待機していたが部屋の準備ができたので院内に移動することになったが本人は下半身に力が入らず二人係でどうにか車いすに移し院内へ。
熱は37度台前半だったが血圧が低下していて上が90台前半しかない。力が入らない原因はこのあたりにあるのかもしれない。
入院に際しても病室に同行することは叶わず看護師さんに荷物事託すしかない状態だ。悔しい!!
しかし昨今のコロナ状況を考えると入院できただけでも有難い!
心配した会社社員が入院の手続きまで手伝ってくれた。助かった!ありがとう!
病院では抗生剤点滴が継続されているらしい。コロナ渦以前であれば病室の泊り込ませてもらって治療の経過も本人の様子もすべて私自身が確認できるのだが今回はそれもできず本人との電話でしか知ることができず常に奥歯にものが挟まったような気分だ。
入院2日目の10日、中郡Drの診察を受けることができた。本人込みで状況を聞くことができた。診断は胆管炎という診たては変わらなかったが若干の肺炎を併発していることがわかった。肺炎発症の原因は特定できていないがワクチン接種が3回目まで済んでいること、2回のPCR検査結果が陰性であることを考えるとコロナの可能性は限りなく少ない、という見解だった。胆管炎は一週間程度で回復する見通しだが肺炎についてはもう少し時間がかかるとのことで17日の中郡Drの診察結果を待って退院日を決めよう、ということになった。17日には肺のレントゲンとCT撮影結果次第である。
ここまできたらしっかり治療し納得してから退院のことを考えるほうが良い。
面会や付き添いができないのはストレスが溜まる一方だが我慢するしかない。
私のホテルは柏駅前なので天王台までは7kmほど。国道6号線を使って病院との往復生活。
この7年、介護と主婦業、会社の仕事と何足ものワラジを履いて走り続けてきたので私もかなり疲れている。腰の具合が年々悪化してきているから思うような動きが取れない。正直、満足に歩くこともできない自分が情けなくなることがままある。